こんにちは、ナカピラです^^
amazonの危険物について情報をまとめました。
この記事の内容
- amazonの指定する危険物の具体例
- amazon危険物の見分け方について
- amazon危険物の出品方法について
- amazon危険物を納品する3つの手順
- 危険物を使って納品先を固定する方法
この記事の信頼性
- amazonセラー歴5年のフリーランス
- 初心者向けに物販コミュニティを主催
- 雑誌に掲載された経験(2回)アリ
危険物のことがぜんぜんわからないと悩んでいる方向けに『amazon危険物の情報』を網羅的に解説します。
この記事を読むことで、
- 危険物ってこういう商品を指すのか!
- 危険物ってこうやって見分ければいいのか!
- 危険物ってこうやって出品するのか!
- 危険物ってこうやって倉庫に納品するのか!
といったことがわかります。
このように思っている方は読む価値アリです🙇♂️
amazonの指定する危険物の具体例
大きく分けて3つあります。
- FBAで販売できる危険物
- FBAで販売できない危険物
- amazonで販売できない危険物
1. FBAで販売できる危険物
<参考元:amazon 危険物確認ガイドより>
このような表示が付いている商品でもFBAに納品して販売することができます。
商品の具体例
<参考元:amazon アリミノスパイスシャワー より>
こういった制汗スプレーやヘアスプレーなどは『危険物納品プログラム』に参加することで販売できるようになります。
※危険物を販売する方法については後で詳しく解説します。
注意点アリ
- 新品であること
- 納品数量に制限アリ
商品は必ず新品未開封のものでないと納品販売できません。
しかも商品ごとにamazonが納品数量を制限しているので注意してください。
2. FBAで販売できない危険物
<参考元:amazon 危険物確認ガイドより>
つまり『自己発送のみ、販売可能』という商品ですね。
商品の具体例
<参考元:amazon 燃焼時間が長い手持ち花火 より>
わかりやすいのは『花火』ですね。
こういった商品は自己発送での販売になるのでご注意ください。
似た商品でも販売できない場合があるので注意
<参考元:amazon GATSBY(ギャツビー) フェイシャルペーパー より>
こちらのギャツビーですが、自己発送でしか販売できません。
しかし、こちらの同じようなギャツビーはFBAで販売できたりします。
<参考元:amazon ギャツビーフェイシャルペーパー 薬用アクネケア より>
このように商品によっては危険物審査が終わらないため、自己発送でしか販売できないものもあるのでご注意ください。
こう決めつけるのは危険です。
しっかり1つづつチェックするのをお忘れなく。
3. amazonで販売できない危険物
- 製品の安全が確認できない商品
このような商品はamazonで販売することができません。
- 商品カタログがそもそもない
- 安全性を示す資料が足りない
新しく商品カタログを作ろうとしても求められる資料がなければ販売開始できません。
- 過去5年以内に作成または更新されている
- 新しいGHS/CLP危険認識情報が含まれている
- 安全データシートの16の標準項目すべてが含まれている
- 商品詳細ページに表示されている出品名(商品名)と一致している
- 商品詳細ページに表示されているメーカー名またはブランド名と一致している
この5つの条件を満たす資料が必要になり、メーカー以外は対応できないですね。
もし間違って仕入れてしまったら、他の販路で売り捌いてしまいましょう。
amazon危険物の見分け方について
間違って販売できない危険物を仕入れないために『見分け方』を見ていきましょう。
方法は2つあります。
- セラーセントラルで確認する
- 危険物確認ガイドで確認する
1. セラーセントラルで確認する
amazonのセラーアプリからカメラで読み込んで確認します。
セラーセントラルで確認する手順
こんな感じで商品の裏面表示を見てみて、さっき紹介した危険物表記らしきものが見られたらチェックしてください。
2. 危険物確認ガイドで確認する
こちらのページから確認できます。
危険物ガイドで確認する手順
こちらがしっかりと文字で判定されるのでわかりやすいですね。
ページをブックマークしておくか、スマホのホーム画面に保存しておくと調べる時に便利です。
※危険物の見分け方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
≫amazon危険物の見分け方について【申請方法と合わせて解説】
amazon危険物の出品方法について
続いて出品方法を見ていきましょう。
- FBAに納品して出品する方法
- 自己発送で出品する方法
この2つを見ていくのですが、事前に危険物を販売するための『危険物納品プログラム』に参加しておかなくてはいけません。
危険物納品プログラムとは?
<参考元:危険物納品プログラム利用規約より>
ようするに「ちゃんとこっちの指定する約束を守るってサインしてくれないと販売できないよ」ってことです。
参加する方法はこちらから『無料申し込み』するだけ。
1週間ほどで審査がおりますので先にやっておくといいですね。
1. FBAに納品して出品する方法
- 商品登録する
- FBAで販売を選択
- 危険物情報を入力する
この3つの流れになります。
危険物情報について
ここが普通の出品方法と違う点になります。
入力する内容はこちら。
- 電池情報
- 製品規制情報
- 商品に適応される危険物規制の種類
- 製品重量
- 製品容量
- 引火点
正直、めんどくさいです。
ですから出品は有料ツールを使って自動で済ませるのがおすすめです。
有料ツールを使ってカンタン出品
- プライスター
- せどりすとプレミアム
この2つには出品登録をほぼ自動でやってくれる機能があるんですが、それを使うと危険物情報をわざわざ入力しなくても出品できます。
amazonで販売している方の多くはプライスター利用していると思うので、ぜひそちらの機能を使って出品してください。
※プライスターについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
≫【無料お試しあり】プライスターを使ってできること【厳選5つ紹介】
2. 自己発送で出品する方法
自己発送は普段の商品登録と変わらないです。
最後のフルフィルメントチャンネルのところで『私はこの商品を自分で発送します』を選択すれば完了。
カンタンに販売することができます。
出品方法は以上ですね。
詳しい内容はこちらの記事に書いていますのでよかったら参考にしてみてください。
≫amazon危険物の出品方法について【自己発送と合わせて解説】
amazon危険物を納品する3つの手順
納品方法を3つの手順で解説します。
- 手順①:納品プランを作成する
- 手順②:危険物だけで梱包する
- 手順③:ラベルを貼って発送する
手順①:納品プランを作成する
これはいつもの納品する時と同じですね。
注意点としては『普通の商品も危険物もまとめて納品プランを作る』という点。
理由は自分で危険物かどうか確認しながら選ぶと漏れが出るからです。
普通の商品と危険物は自動で分けられる
納品プランの作成に進むと、コンピュータが勝手に納品プランを分けてくれます。
- 普通の商品だけを集めた納品プラン
- 危険物商品だけを集めた納品プラン
手順②:危険物だけで梱包する
この危険物商品だけを集めた納品プランを進めていきます。
- 商品を選んで同じダンボールに梱包していく
- 使える緩衝材は紙のみ◀︎ここホントに超重要
梱包する時の注意点
注意点は普通の商品と混ぜて梱包しないこと。
標準サイズだからといって納品プランに載っていない商品を一緒にダンボールに入れてはいけませんよ。
あと緩衝材(商品が壊れるのを防ぐクッション)もプチプチはNGです。
紙指定ですので、新聞紙とかだけにしてください。
手順③:ラベルを貼って発送する
梱包したダンボールが完成したら『危険物ラベル』を側面に貼って完成です。
こちらからDLできるのでよかったら使ってください。
≫危険物ラベルのダウンロードはこちらから
以上が納品する手順になります。
詳しい内容はこちらの記事に書いていますので、よかったら参考にしてみてください。
≫amazonの危険物を納品する3つの手順【ラベルの注意事項アリ】
危険物を使って納品先を固定する方法
納品プランに危険物を入れることで納品先を固定できます。
小田原(FSZ1)・狭山(HND2)・市川(NRT1)に固定できる
- 小田原(神奈川県)
- 狭山(埼玉県)
- 市川(千葉県)
関東圏になるのでこの近郊にお住まいの方にはメリットのある方法です。
納品先が近所に固定できれば送料を浮かせることができますからね。
固定する手順
- 危険物を納品プランに入れて作成する
これだけです。
納品プランはわかれますが、送り先はさきほど紹介した3ヶ所のどこかに指定されるようになっています。
あとはヤマト便で送るだけ。
ダンボール1個あたり300円で送れることもあるので”メリット大”ですよ。
詳しい内容はこちらの記事で解説していますので、関東圏にお住まいの方はぜひ読んでみてください。
≫【amazonせどり】FBA倉庫を固定する方法【送料がお得に】
以上になります。
最後のまとめ
取り入れることで利益以外のメリットも大きいのでぜひチャレンジしてみてください。
商品の取り扱い幅も広がるし、送料も浮かせることができるのでお得ですよ。
それではまた^^