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せどりで経費削減のためのポイント支払いはNG【税金が増えるだけ】

 

こんにちは、ナカピラです^^

 

せどりで経費削減のため、貯まったポイントを支払いにあてるのは絶対にNGである理由を解説します。

 

結論は支払う税金が増えるからです。

 

この記事の内容

  • 経費は支払う税金を減らせる唯一の武器【節税】
  • せどりの経費をポイント支払いすると税金が増える
  • 【鉄則】:経費は普通に支払い、ポイントはプライベートで使う

 

この記事の信頼性

  • せどり歴は4年ほど
  • 週3稼働で月粗利100万ほど
  • 顧問の税理士先生は夫婦で税務署上がりのエキスパート

 

勘違いされている方も多いですし、なんと情報発信者までもが「嘘」の情報を流すほどウトいので知らぬ間にダマされている方も多いかもしれませんね。

 

今回紹介する内容は、顧問税理士先生に確認した内容ですので信頼性はあるかと思います。

 

「ポイント」・「経費」・「支払う税金」の知識さえ持っていれば、ポイントで経費分を支払うことが間違っているとわかってもらえると思います。

 

それではさっそく見ていきましょう。

 

経費は支払う税金を減らせる唯一の武器【節税】

経費は支払う税金を減らせる唯一の武器【節税】

 

経費は支払う税金を減らせる唯一の武器です。

 

これは悪いことでもなんでもなく、利益から”正当な経費分を差し引く”ことにより【節税効果】が生まれます。

 

まずは”支払う税金”と”経費”、それぞれの意味を理解しておきましょう。

 

支払う税金について

支払う税金とは、1年間に稼いだ利益に対して一定の税率をかけた金額のことを指します。

所得税の例

  • 所得金額:300万円→10%が税金(30万円)になる
  • 所得金額:400万円→20%が税金(80万円)になる

※ 所得金額は年収ではありません

 

他にも市県民税がありますが、これは一律10%です。この他にもさまざまな税金が掛かってくるのですが、代表的な所得税についてだけ説明します。

 

それにしても、100万円しか変わらないのに税率が倍になるって恐ろしいですよね。

 

ちなみに1,800万円超えると40%になります。ここまで取られると稼いでいる理由がわからなくなってきます。

 

経費について

経費とは、せどり事業をするときに掛かった費用のことを指します。

 

せどりのおもな経費

  • 家賃:自宅だったら占有スペース比率で割る
  • 通信費:インターネット代・スマホ代
  • 水道光熱費:家賃と一緒で占有スペースで割る
  • 車両代:車の本体価格・ガソリン・駐車場・車検など
  • レンタルスペース代:スタバなど
  • 書籍代
  • 送料
  • 資材費
  • 有料ツール月額費用
  • セミナー代

 

これらはせどりする上で必要な費用であり、使うことは全然悪いことではありません。

 

ただ「経費がかかる」というのは、利益を圧迫するので避けたいところですよね。

 

たとえば、車のガソリンを入れる時、1円でも安いところで入れようとするのは立派な経費削減になります。

 

スマホもドコモやソフトバンクなどではなく、格安スマホにするというのも同じような経費削減です。

 

こういう1円でも安いところを求めて行動するのはとても大事です。やればやった分だけ利益になるので経費削減は常に意識しておきましょう。

 

こうしてかかった経費は利益から支払われますので、経費が多ければ多いほど利益は減りますし、少なければ少ないほど利益は多く残ります。

 

ただ残った利益は、大きければ大きいほど税率が上がっていくという厄介な面も併せ持っています。

 

利益を大きく残そうとするあまり、手元にあるポイントを使って利益を残そうとすると結果的にはよくなかったりするのです。

 

そのことを次の章で解説していきます。

 

せどりの経費をポイント支払いすると税金が増える

せどりの経費をポイント支払いすると税金が増える

 

確かに経費をポイント支払いすることで、利益を増やすことが可能です。

 

先ほどの例でいうと、1年で300万円しか利益が出なかった人が、経費を100万円分ポイントで支払うことにより、400万円の利益になって見た目はよくなったかもしれません。

 

ただ、支払う税金は50万円増えるんです。

 

利益が増えると支払う税金も増える

  • ポイント100万円分使ったことで、50万円分支払う税金が増えた

 

100万円分もポイント使った挙句、50万円も納税する金額が増えることになるのは果たして”得”なのでしょうか?

 

確かにポイント100万円分使って浮かせれば、税金80万円差し引いても手元には320万円の現金が残ることになります。

 

逆にポイントを使わないで300万円のままでいると、手元に残る金額は270万円とおよそ現金50万円の差が生まれてしまいます。

 

最終的には”現金が増えた”かのように見える

  • ポイント使って400万円(税率20%):320万円の現金が残る
  • そのまま300万円(税率10%):270万円の現金が残る

 

こうみると、やはりポイントを経費にあてて現金化させた方が良い!と思う方もいるかもしれません。

 

ここで忘れないで欲しいのは、”そのまま300万円”の方には、丸々100万円分のポイントが残っている点です。

 

つまり現金とポイントの合計でいけば、”そのまま300万円”の方が最終的に【270万円の現金と100万円分のポイント】が残って”得”するということになるのです。

 

よくよく見ると300万円の方が”お得”

  • ポイント使って400万円(税率20%):320万円の現金しか残らない
  • そのまま300万円(税率10%):270万円の現金と100万円分のポイントが残る

 

その差は50万円。ただ、現金ではない点だけお気をつけください。

 

ポイントで経費の支払いをすると、

  • ポイントは当然なくなる
  • 支払う税金は増える
  • 最終的に残る現金とポイントの合計ではマイナスになる

というわけです。

 

これでもまだ、ポイント使って経費を支払いますか?

 

ちなみにこれは経費だけに限らず、仕入れ代金をポイントで支払っても同じような結果になります。

 

経費を下げても利益は増えるし、仕入れ代金を減らしても同じように利益が増えるからです。

 

【鉄則】:経費は普通に支払い、ポイントはプライベートで使う

【鉄則】:経費は普通に支払い、ポイントはプライベートで使う

ならば貯まったポイントは何に使えば良いのかというと、経費にならないプライベート用に利用するのがベストです。

  • 食費
  • 生活必需品
  • 個人・家族での外食
  • 旅行
  • ふるさと納税(楽天市場)

 

楽天市場で購入できるふるさと納税だけが特別なのですが、それ以外はプライベートなものやことなので経費として計上することはできません。

ですからポイントはこういったことに使うことのが有効になります。

 

楽天市場で購入できるふるさと納税は、唯一ポイントを使って税金を減らせる活用法になります。

 

楽天ポイントでふるさと納税の対象商品を購入することにより、楽天市場というフィルターを通ってポイントが現金に変わり、そのお金が購入した自治体へと寄付される仕組みになっています。

 

【ポイントを寄付した】という形になる訳ですが、ポイントを楽天市場がお金に変えたため、受け取った自治体は通常通り寄付金証明書を私たちに発行してくれます。

 

寄付金証明書は確定申告の時に添付することで、購入金額丸々(所得に応じて上限あり)を所得控除にあてることができます。

 

ちょっとややこしいので結論から言うと、楽天ポイントを余らせているのであればふるさと納税で所得に応じた金額を購入するのがおすすめですよ!ということです。

 

最後にまとめると、

  • 経費の支払いにポイントは使わない【結果的に損するから】
  • ポイントはプライベートに使う
  • 楽天ポイントならふるさと納税に使うのがおすすめ

 

ポイントには有効期限がありますので、できるだけ早く消化するようにしてください。

 

消化できないようなポイントは失くすよりも仕入れや経費に使った方が効率的です。

 

そこだけ注意してみてください^^

-せどり

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