こんにちは、ナカピラです^^
個人事業主が卸売業社(問屋)を開拓する方法を3つの手順で解説します。
- 卸売業社(問屋)と取引したい
- 取引を開始する方法が知りたい
- せどりを物販へと進化させたい
このように思っている方向け。
読むことで『卸売業社を開拓していく流れ』を理解でき、行動すれば契約を結ぶこともできます。
この記事の内容
- 個人事業主が卸売業社(問屋)を開拓する方法
- 卸売業社(問屋)を開拓する時に注意すること
- 卸売業社(問屋)を開拓して得られるメリット
この記事の信頼性
- 元アパレル業社勤務・物販歴5年
- 個人事業主で卸売業社2社と取引
- 電話3本で2社との契約をゲット
こんな私が解説します。
大前提として『個人事業主でも卸売業社と取引することは可能』です。

- 個人事業主だから相手にされないのではないか?
- 法人じゃないと取引してくれないのではないか?
このように”思われがち”ですが、これは単なるマインドブロックですね。
決してそんなことはないので、ご安心を。
それでは早速みていきましょう。
個人事業主が卸売業社(問屋)を開拓する方法
手順は3つです。
- 手順①:リストを作る
- 手順②:電話をかける
- 手順③:商談して契約
手順①:リストを作る
近所の卸売業社をググって『リスト化』しましょう。
ググると『卸売 〇〇商店』という風に表示されますので、それをメモ帳に貼っていきましょう。
10社ほどリストアップができたら、優先順位の高い順番に並び替えます。
ここでいう優先順位とは、『あなたが取引したい会社の順番』です。
例えば、会社規模。
3つのメーカーしか取り扱いのないAという卸売業社よりも、10以上のメーカーが取り扱えるBという卸売業社の方が魅力的ですよね?
最初にAに電話して契約が成立してしまうと、ライバル関係のBとは契約できないパターンがあるからです。(異業種の場合は問題ありません)
ですから出来上がったリストにはしっかりと優先順位をつけるようにしてくださいね。
手順②:電話をかける
リストが出来上がったら順番に電話(テレアポ)です。
窓口から営業につないでもらい、簡単な自己紹介をした上で『取引をお願いしたい』と素直に伝えてください。
断られたらどうしよう
こう思われるかもしれませんが、断られても全然問題ありません。
「縁がなかった」と思い、次の会社に電話をしていくだけです。
ひどい断り方はされない
営業の電話ですけど、ひどい断り方はされないので安心してください。
こちらは『お客さん』ですし、相手も『会社』です。
「大変申し訳ございませんが、ただいま弊社の方では新規口座の受付は行っておりませんので….」
こんな感じでやんわり断られるので、ビクビクする必要はありません。
前向きな返事をもらったら即アポを取る
相手のスケジュールに合わせてアポをとってください。
もしスケジュールが埋まっていても、可能な限り調整して会いに行くようにしましょう。
そのとき、手土産を持っていくことをお忘れなく。
手順③:商談して契約
実際に会って商談し、話がまとまれば契約です。
大事なのは”あなたの信用”
ここで契約をまとめるのに大切なのは、あなたの信用をどう勝ち取るのか?という点です。
考えてみてください。
あなたは個人事業主、商品を卸す相手からしたら得体の知れない相手です。

こう思ってもらうにはどうしたら良いかよく考えてみてください。
相手の提示する条件は丸飲みで
例えば、
- 現金取引
- 商品は引き取る
- 保証金の入金
これらを提示されたら可能な限り受け入れてください。
大事なのは『取引をスタートさせること』です。
条件は付き合いが長くなれば変更することだってできます。
まずは口座を開いてもらうため、相手の提示する条件は丸飲みしてください。
以上が3つの手順になります。簡単ですよね?
- リストを作る
- 電話をかける
- 商談して契約
あとはやるか、やらないかだけ。
卸売業社も『売上を伸ばしたい=取引先を増やしたい』のは同じ。
高確率で契約を結ぶことができますので、ぜひチャレンジしてみてください。
卸売業社(問屋)を開拓する時に注意すること
- 注意点①:商談は一発勝負
- 注意点②:信用が全てです
- 注意点③:取引はまだ序章
注意点①:商談は一発勝負
- アポ
- 商談
この2つは基本的に一発勝負です。最初に断られてしまったら、次はありません。
ですからしっかりと準備してのぞむ必要があります。
スクリプトとロープレ
- スクリプト:会話の言い回しを書いたもの
- ロープレ:会話を想定して練習すること
これらを事前に準備・練習してやるのがおすすめ。
ぶっつけ本番で電話してしまうと、どうしても思っていることが言葉にならないことがあります。
- スクリプトで伝えたいことを書き表す
- ロープレで本番を想定して練習する
これで準備はバッチリ、自信を持ってのぞんでみてください。

商談は一発勝負→スクリプトを作り、ロープレして練習
注意点②:信用が全てです
『手順③』でもお伝えしましたが、契約にはあなたの信用が全てです。
- ビジネスマンとしてのマナー
- 信頼性を高めるために必要なもの
- 相手が100%損することのない条件
これらを準備して商談してください。
- ビジネスマンとしてのマナー:挨拶・服装・手土産
- 信頼性を高めるために必要なもの:会社概要・実績
- 相手が100%損することのない条件:現金取引など
少しでも相手が「この人とはちょっと…」と思われたらアウト。
次はないので、ここも注意が必要です。

注意点③:取引はまだ序章
「やったー!契約してもらえた!」と喜ぶのはいいですが、取引開始はまだ序章。
大事なのは『お互いの利益』を共有していくことです。
- 長い付き合いができるよう、努めていく
これが大事。
会う機会を作る:ザイオンス効果
例えば、私が心がけているのは「毎週発注」です。
こうすることで互いの信頼度が高まっていきます。(ザイオンス効果)
信頼度が高まると、美味しい話が飛び込んできたり、目新しい情報が入ってきたりしてメリットしかありません。

卸売業社(問屋)を開拓して得られるメリット
- メリット①:リピートが可能
- メリット②:売上が安定する
- メリット③:信用を得られる
詳しく説明する必要はないですね。これから『本格的な物販』を始めるのであれば、卸売業社の開拓は必須。
- 対会社と取引している
この事実だけであなたの社会的信用も増し、ビジネスの可能性が大きく拡がります。
実体験:卸売業社と取引して変化したこと
仕入=商談に変化
これまでは店舗に仕入れに行くことがほとんどでしたが、今は取引先とアポをとって商談することがメインになりました。
- 新製品
- 特価品
- イベント
- 情報交換
これがおもな商談内容で、1割ほど。笑
あとの9割は世間話です。
テスト販売→導入
やっていることは『面白そうな商品を見つけてテスト販売』です。
- 売れる→導入
- 売れない→見送り
この繰り返し。1点でも決まれば『資産』ですので、かなり夢中になれます。
1アイテムで年収40万円UP
- リピート商品
- 永久定番商品
- ライバル不在
- ランキング3桁
このような商品を導入して、年収40万円アップすることができました。
このような商品はそうありませんが、それでもこうした利益を確保できたのは卸売業社を開拓したからです。
最後にまとめ
何度もお伝えしたように、開拓する手順はたったの3つ。
- 手順①:リストを作る
- 手順②:電話をかける
- 手順③:商談して契約
これだけです。あとはやるだけ。
おそらく、ここまで読んでくれた読者の99%が『読んで終わり』でしょう。
人間なんてそんなもの。ですが、あなたは違いますよね?
- 卸売業社(問屋)と取引したい
- 取引を開始する方法が知りたい
- せどりを物販へと進化させたい
こう思い、ここまで記事を読んだはずです。さぁ、やりましょう。まずはリスト作りからです。
一歩を踏み出せば2歩目は自然とついてきます。まずはググってください。
それさえ始めれば、開拓をし始めたも同然です。
それでも自信がなく、どこか不安な方へ
わかりますよ、そう言われてもなかなか踏み出せないんですよね。
- 誰かが背中を押してくれる
- 誰かがサポートしてくれる
- 追い込まれないとやらない
こんな状況にならないと行動し始めるのは難しいですよね?
そこでこんな教材を作ってみました。
- 個人事業主が卸売業社を開拓する方法
この教材には、次のような内容を盛り込んでいます。
- 準備編:あなたの装備を整える
- 実践編:テレアポから商談まで
- 構築編:良い関係を作るために
- 背中を押すチェックシート
今回説明した内容をさらに詳しく解説しています。
- 具体的に準備するもの4点
- 具体的なスクリプトの内容
- テレアポするときの注意点
- 商談する時に準備するもの
- 良い関係を作るための条件
- 背中を押すチェックシート
気になる方は、こちらの『詳しい内容』をご覧ください。
有料教材ですが、やればすぐにペイできる金額に設定しています。
お金を払うことで『元を取らなければ!よし、やろう!』というスイッチが入りますので、こうした有料教材の購入はおすすめです。
少しでも興味があれば、まずは詳しい内容を確認してみてください。
≫『個人事業主が卸売業社を開拓する方法』の詳しい内容はこちら
以上になります。それではまた^^