せどりのコンサルをこれから検討してる方向けの記事です。
この記事の内容
- せどりのコンサルをおすすめしないワケ
- せどりコンサルを見極める方法
- せどりをコンサルなしで極める方法
この記事の信頼性
・せどり歴は4年ほど
・週3稼働で月の粗利は100万ほど
・初心者時代にコンサルなしで月20万稼ぐ
せどりのコンサルをおすすめしないワケ
- せどりはやればすぐ結果が出るから
- せどりで稼ぐコツはネットに無料で落ちているから
- せどりのコンサルはブラック過ぎるから
せどりはやればすぐ結果が出るから
「早く成果を出したいのなら、コンサル受けるのが近道」
これは間違いではありませんが、正解ではありません。
せどりは自分でやってもコンサル受けても短期間で結果は出る
理由は、コンサル期間も3ヶ月とかが普通ですよね。
3ヶ月後に成果が出ても自分で3ヶ月間努力しても成果は出ます。
つまり、成果の大小と期間中の心理的不安はコンサル受けてるとないかもしれませんが、結果だけみると大して差はありません。
コンサル受けて30万稼ぐことより、自分でやって3万稼ぐことに価値がある
これ以上に価値のある経験はありません。
せどりをするのにプログラミングなどの専門知識はいりません。
お店に行き、商品のバーコード読みこんでネットの相場と安いか高いか判断するだけのシンプルな作業です。
これを続ければ稼げるようになりますし、自信にもなりますのでお金を払ってまでやる必要はないと思います。
切り開いた自信は応用が効く
自分で切り開いた自信がつくと、他のジャンルに挑戦するときに心理的なハードルが低くなって有利です。
いろいろ考えずに「とりあえずやってみるか」という、成功するのにもっとも重要な「まずはやってみる」がすんなり行動に移せますので最強です。
ある程度の「産みの苦しみ」にも免疫がありますので、【考える・悩む】ということに対してポジティブに向き合うことができます。
これができる人の未来は、計り知れないほどの可能性に満ちています。
せどりで稼ぐコツはネットに無料で落ちているから
そもそもコンサルの内容はネット上に無料で落ちています。
情報が多すぎてどの情報が正しいのか、どの方が真っ当なことを言っているのかわからないかも知れませんね。
この方の情報がおすすめ!というのは紹介できませんが、情報発信者の良し悪しを見極める方法として、
- Twitterのフォローワーが多い
- せどり経験が長い
- 顔がうさんくさくない 笑
というのが判断材料になるかと。
ちなみに私はTwitterのフォロワーは500名ほどですので、この尺度でいうと低い方です。笑
1,000人以上のフォロワーを抱えている方は信頼性が高いと言えるでしょう。
気になる人がいたら、気軽に絡んでみよう
情報発信者は目立ちたがり屋の寂しがり屋ですから、気軽にTwitter上で絡んでみたりすると喜びます。
ただ注意点があって、友達感覚みたいな絡み方はNGです。
ここは基本中の基本ですが、SNSということで無礼すぎる絡み方をする人が結構います。しっかり礼儀はわきまえて挨拶から入っていきましょう。
せどりのコンサルはブラック過ぎるから
- 「コンサル受けてだまされた!」
- 「お金返して欲しい!」
- 「訴えてやる!」
せどりのコンサルでググったり、Twitterで調べるとこういった内容が溢れるように出てきます。
残念ですが、これは事実です。
金額がブラック過ぎる【ただ、妥当ではある】
せどりのコンサル相場は30万以上が妥当ですよね。
「高額すぎる!」と言われるかも知れませんが、真っ当にコンサルやっている方からすると、この金額は妥当です。
- コンサル受けて3ヶ月後には毎月10万円稼げるスキルが身に付く
これが30万で本当に手に入るのなら安いものです。
50万でも真っ当なコンサルなら妥当だと私は考えます。
私はコンサルやらない主義ですが、もしやるなら100万以上は取ります。
それくらい教える方からすれば稼げるスキルを提供するわけですので、せどりの世界を知らない方から一方的に「せどりコンサルはぼったくり」と言われるのにはちょっと抵抗があります。
ただ、これは真っ当なコンサルをやった時の話。
上っ面だけの「俺すげーだろ」感を出して集客してぼったくるのは問題です。
誰とは言いませんが、Youtubeで「これ、見込みいくらです。全部買っていこうと思います^^」と自慢げに宣伝しているのにも関わらず、実際にその店舗足を運んでみると「在庫丸々残ってた」なんてこともあります。
【知名度上げる→金額釣り上げる→内容ペラペラ】というのは非常に上手なビジネス方法です。
ただ、引っかかった方はたまったもんじゃありません。
せどりコンサルは金額がブラックなのは、こういう事例があるので問題です。
内容がブラックすぎる【ペラ1の紙で終わることも】
ブラックなコンサルほど、その内容が入ってみないことはわからない場合がほとんどです。
これはノウハウの流出を防ぐためには必要なことなので仕方のないことですが、実際に入って「ペラ1」のPDF資料をもらって終わることもあるようです。
お金を払うまでは質問しても迅速な対応で来ていた返事も、お金を払った途端に返事が1日遅れで来るようになることも多々あります。
挙げ句の果てに、返事を催促するとやりとりしていたLINEグループから強制退去させられるなど、信じられない対応を取られることもあるようです。
人物がブラックすぎる【社会不適合者が多い】
- 過去にいろいろとやらかしている
- 見た目がチャラい・不潔
- ネット上に不評コメントあり
今の時代はなんかやらかすとすぐネット上で騒がれますので、ある程度はブラックな人物は特定されるようになってきました。
ただ、全ての人がそういった情報を共有しているわけではなく、Youtubeしかみない人、その人のブログしかみない人、Twitterしかみない人とさまざまです。
情報のチャネルが絞られてしまうと、負の側面が見えずらかったりすので、自分なりにしっかりとしたフィルターを持っておくのがいいですね。
基本的にはこれまでのキャリアや外見(色々意見がありますが、私は重要視してます)なども判断材料に入れておくといいでしょう。
せどりコンサルを見極める方法
それでもコンサルを受けようと考える人は多いでしょう。
私はおすすめはしませんが、せどりコンサルに効果がないと言っているわけではありません。
不安感や知識不足を補うために投資できるお金があるのであれば、受けてみるのも手かもしれません。
そこでコンサルを受けることを決めている方に向けて、良いコンサルと悪いコンサルを見極める方法を紹介します。
- せどりコンサルのゴールを尋ねる
- お互いにやることを確認する
- 返金制度を確認する
- 契約書の有無を確認する
せどりコンサルのゴールを尋ねる
まずはコンサルを受けることによって、期間終了後にどうなることを目的にしているコンサルなのかを確認しましょう。
10万稼ぐことを目指すのか、100万円の売上を作ることが目標なのかによってやり方は変わってきます。
おすすめは前者の「利益額」を目指すコンサルです。
正直、売上100万は【薄利・赤字ある程度垂れ流し】でよければ1週間で達成可能です。
稼げてもないのに「100万売ったからゴール!」なんて言われても困りますからね。
お互いにやることを確認する
コンサルのゴールを聞いたら、お互いのやるべきことを確認しましょう。
- コンサルでやってもらえること
- 生徒としてやるべきこと
ここが言われるままにしておくと、思うような成果が出なかった時、「精一杯やったのに結果が出なかった」という不満が生まれてしまいます。
結果が出なかった原因はコンサル側にあるのか、実行した自分にあるのか判断するためにこの確認は重要です。
こういうコンサル契約は、お金を払ってしまうとどうしても売り手優位になってしまいます。
最後に不満が残ってぶつけたとしても、「あなたの努力不足」と言われても仕方ありません。
しっかりお互いがどこまで努力してゴールを目指すのか、事前にしっかりと確認しておきましょう。
返金制度を確認する
お互いやるだけやって成果が出なかった場合、返金制度があるのかも確認しておきましょう。
自分のコンサルに自信があるコンサルタントは、この返金制度もしっかりと用意してくれています。
逆に自信がなかったり、ハメようとしている悪徳コンサルは返金制度など決して作りません。
コンサルはお金を払う代わりに【スキル】を身に着けるお互い対等な取引です。
やることやって成果が出なかった場合、それはコンサルのスキル不足ということになるでしょう。
せどりコンサルの化けの皮が剥がれるのが後になっても対応できるよう、事前に返金制度の有無も確認しておきましょう。
契約書の有無を確認する
せどりコンサルの内容が一通り確認できたら、契約書を準備してもらいましょう。
この契約書がないと、後で言った・言わないの言い争いになりますのでとても重要です。
口約束のコンサルほどあてにならないものはありません。
それこそ先に紹介したブラックコンサルのように、蓋を開けたら紙ペラ1枚、返事も急に遅くなって時間だけロスするようなことになりかねません。
お互い共有したゴールまでの道のりを書面にして受け取っておくことは、コンサルタントという契約を結ぶ上では当然のことです。
「この人は有名で信用できるから・・・」と信じ込んで盲目にその方のいうことを全て真に受けないようにしましょう。
金銭のやりとりがある以上、契約書は必須です。
せどりをコンサルなしで極める方法
- 本に書いてることを素直にやってみる
- せどりコミュニティに入る
本に書いてることを素直にやってみる
ネットにもせどりで稼ぐ情報は溢れていますが、その情報を選別するのもわからないという方は本を参考にせどりをやってみるのがおすすめです。
私が最初せどりを始めた時、常にこの本を車の助手席に置いてお店に入る前に読んでから入店していました。
お店はヤマダ電機。
たくさんの商品があるので、事前にこの本を読んで狙うコーナーを絞っておくためです。
最初は効率よくリサーチなんてできませんから、本に書かれている【利益が取れた商品やメーカー】を参考に端から端まで検索したものです。
これを繰り返すだけで、せどりの技術は必ず上がっていきます。
「ヤマダ電機って他のせどらーがたくさん来ていて利益商品は残ってないんじゃないの?」
こう思われるかもしれませんが、ある程度経験を積んだせどらーは、知識だけで商品を選んでいきますので全頭検索するせどらーはほとんどいません。
その結果、利益が出るライバル不在の商品がポツポツ拾えるのです。
本を参考に地道に作業することで、しっかりと結果が出る最高の副業です。
2019年に新しいバージョンが発売されていますので、まだ読まれていない方は一読しておくと良いでしょう。
せどりコミュニティに入る
お金を払ってせどりを学ぶのはコンサルだけではありません。
せどり コミュニティ(サロン)や情報商材(note)で数百円から1〜2万円くらいで凄腕せどらーのノウハウが凝縮された情報が販売されています。
運営していたせどりコミュニティからも凄腕を排出
2017年にスタートしたせどりコミュニティHSCでは、発足メンバー15名のうち10名がせどり経験3ヶ月未満の初心者の方ばかりでした。
お互いに稼げる情報を出し合い、お互いの成果に貢献する目的で始めたコミュニティだったのですが、初心者の方でも初めて間もなく月に10万円以上の粗利を稼げるようになっていきました。
その年の年末には月商1,000万を超える方や、粗利100万円を稼ぐメンバーも出てくるようになり、「コンサルを受けなくてもせどりはうまくなる」ことを確信しました。
その後、初心者から凄腕せどらーになった方々は次々に独立、私を含めて合計7名の方がせどり専業で食べていけるようになったほどです。
いきなり30万も出さなくても、こうした環境に身を置いたり、自分で勉強することで知識を蓄えることができます。
先ほどの本と一緒で、その蓄えた知識を実践さえすれば結果はすぐに出るでしょう。
以上が【初心者の方にせどりのコンサルをオススメしないワケ】になります。
このようにコンサル否定派の私ですが、実はせどり以外のコンサルを受けた経験はあります。
ナカピラが受けたコンサル
- クラスター長谷川先生の情報発信チーム0期(25万円)
- アフィリエイトコンサル(20万円)
こうしてブログを書くようになったのは、クラスター長谷川先生の情報発信チームに入ったのがきっかけです。
当時20名から30名ほどのメンバーがいてスタートしたのですが、続けているのは4人ほど。
それだけ継続するということは難しいんです。
受けた結果としては、せどりコミュニティを運営したり、人との繋がりが持てたので投資して良かったと思っています。ただ、ブログを書くことの本質からいうと内容がずれていたので、他の人におすすめするかというとそれはNOです。
2つ目のアフィリエイトは書いているブログのマネタイズのために投資しました。
今現在も放置しているサイトから1万円ほどのお小遣いが入ってきますので、投資したお金は2年後くらいには回収するでしょう。
力を入れればもちろんもっと早く返ってきますが、今はそっちのジャンルではなく、こちらのせどりジャンルをやりたいのでこちらに注力している状態です。
小さな額でも「稼げるようになった」とはいえ、コンサルの内容にはあまり満足していません。
- ゴール不透明
- 契約書も最初はなかった(頼んで作ってもらいました)
- 講師は雇われ
- 講師はお金をもらえずにモチベーション上がらず
いろいろコンサルする以前の問題がここにはあったようで、特に気にせず受けた私がバカでした。
講師の方をとやかく言うつもりはありませんが、体制自体に疑問を持つコンサルでした。
そういった意味でこのコンサルへの投資は失敗という風に考えています。
不満足なコンサルにも姿勢次第で学びと成長はある
しかし、ぜんぜん学びがなかったわけではありません。
自分なりに成果を上げようとSEO関連の知識を勉強しましたし、実際にその甲斐あってGoogle検索で上位表示させることにも成功しました。
なんでもそうですが、コンサル受けて私のように「思ったのと違った」、「これは詐欺だ!」と言いたくなることはたくさんあるでしょう。
しかし、受けると決断したのも自分、予防線を張っていなかったのも自分、相手から無理やり加入されたわけではない以上、被害者ヅラして声を大にして叫ぶのはいかがなものかと思います。
こうしたコンサル詐欺みたいなのは世の中にたくさんありますが、自分できっちりと知識と予防線を張ることによって防ぐことができます。
コンサルは絶対やめておいた方がいいと言っているわけではありません。
自分の努力のレベルでは到達できない世界は必ずあります。
そこにお金を投じるのであれば、よくよく考えてから申し込んでみてください。
お金は持っていればいつでも使うことができます。
少しでも「ん?」と思うようなことがあれば、お金を出さずに納得するまで調べることがおすすめです。