
こんな疑問にお答えします。
この記事の内容
- せどりで売れない原因は仕入判断が問題
- せどりで売れない商品を売り切る解決策
この記事の信頼性
- この記事を書いている私はせどり歴4年
- フリーランスのプロせどらーとして活動中
- 実績は月粗利で100万ほど稼いでます
せどりをやっていると誰もが経験する「仕入れた商品が売れない」という問題について、実体験を交えながら解決策を紹介していきます。
せどりで売れない原因は仕入判断が問題
結論、商品が売れない原因は仕入判断が問題です。
なぜかというと、商品には需要と相場があり、仕入れる時にその2つを正確に読めていないからです。
安易な仕入判断で失敗した具体例
具体的なお話をすると、ステイホーム期間中に仕入れたパズルがあるのですが、一時プレミアム化した時に仕入れてみました。
- 仕入価格:2,483円
- 販売価格:2,250円
- 赤字額:948円
しかし、予想した相場で売れずに3ヶ月も経ってしまったため、1,000円近くの赤字を出して売ることに。
- まだまだパズル特需は続くだろう
- 高値で売れたからまた少しは上がるだろう
- ディズニーだからすぐ売れるだろう
こうした「だろう判断」が売れない原因、赤字を出した原因だったのです。
よくある質問①:相場が上がったり下がったりしているときはどう判断する?
過去の最安値を調べて、その価格で売っても利益が出るなら仕入れます。
理由は、相場が上がっている商品が逆に下がり始めたとしても、元の相場でほぼほぼ値下げが止まったり、下がり続けても過去の最安値を超えてまで下がることはほとんどないからです。
先ほど紹介したパズルも、いったん値下げが始まってからは元の価格(2,200円前後)のところで止まっています。
金融業界ではこのことを「往って来い」といい、モノの相場は上に振れようが下に振れようが、適正な相場へと戻る傾向があるのです。
つまり、過去の最安値で売っても利益が出るのであれば仕入対象となり、赤字になるのなら対象外となります。
よくある質問②:出品者がいないときはどう判断するの?
直近の販売価格と過去の最高値を確認し、売れるまでの期間で判断します。
理由は、相場が安すぎる商品は即売れするし、相場が高すぎる商品は売れ残るからです。
こちらのデータを見てもらえるとわかりやすいと思います。
一見、24,800円でも売れてそうに見えるグラフですが、詳細を確認してみるとこの波形は中古商品が売れたことによって出来た波形というのがわかります。
出品者が1名しかいないのに、波形が動いても出品者が減っていませんよね。

この1名が複数在庫持ってるんじゃないの?
そう思われるかもしれませんが、この1名は私ですので違います。笑
出品者がいなくて多少高めの価格を付けてみましたが、やはり売れなかったので19,800円に売価を下げたところ、すぐ売れていきました。
出品者がいないときの適正価格もまた、過去に売れていた相場から予想すると良いでしょう。
このように、適切な仕入判断をすれば商品は売れていき、逆に根拠のない仕入判断をしていると商品は売れません。
これ以外に「相場は”下げ”だけど、今ならまだ利益見込めるかも!」というような場合も論外ですね。赤字ラインに届きそうな商品は「今なら」という希望は捨ててスルーした方が身のためです。
売れないということは「自分の仕入判断に問題があった」ということですので、赤字圏内に入った商品は原因を見直しましょう。
せどりで売れない商品を売り切る解決策
それでも実際はどんなに経験を積んでも赤字売りする商品が必ず出てきます。
仕入れるその日・その瞬間まで相場は安定していたが、ライバルの投げ売りや全国一斉セールなどによって相場が崩れた場合です。
そんな時の解決策は2つ。売る場所を変える方法と、赤字を出して適正価格で売る方法です。
商品によっては売る場所を変えたら利益が出る場合もあるし、ダメな場合は赤字売りして次の仕入資金に回した方が効率的だからです。
販売先を変えて売り切った例
こちらの商品はAmazonで過去に1度だけ19万で売れた履歴が残っていますが、そこからは一向に売れていませんよね。
しかし、ヤフオクを見てみると8万円~10万円ほどでコンスタントに売れているのがわかります。
このように1つの販売先に絞るとと売れない商品でも、販売先を変えることによって売れることがあります。
売れない商品を持っておくデメリット
「売れない在庫=マイナス資産」であり、「赤字売り=目減りしたプラス資産」です。
売れない在庫は持っておくだけで価値を生まないどころか、場所代が掛かるのでマイナスな資産です。
AmazonのFBAに在庫を置いておくと経費がかかります。小型の商品ならひと月・数円程度ですが、大型商品になると1,000円以上掛かる商品もあります。売れない商品をそのままにしておくのは、お金を払い続けて販売しているのと同じです。
目安としては3ヶ月、利幅が大きいものでも365日以上で長期保管手数料が掛かってきますので1年以内には売るようにしましょう。
赤字売りするメリット
3ヶ月経っても売れない商品は赤字売りしてでも売るのがベストです。
その商品に投じた資金は目減りしてしまうかもしれませんが、売れば次の商品を仕入れる資金にるからです。
こうすることで、クレジットカードの支払いにも資金を間にあわせることができます。
せどりはトータルで黒字を出せば勝ちですので、1つ1つの赤字にはこだわらず、全体としての黒字を目指すようにしましょう。
赤字売りするときの注意点
ただ、むやみやたらに最安値に下げて売るのは自殺行為です。
なぜかというと、「最安値=適正価格」とは限らないからです。
もちろん最安値に合わせて売り切るという選択もありますが、基本的には1つ1つの商品相場を調べてから売ることが大事です。
「資金を目減りさせてでも赤字売りして次に回した方が良い」とは言いましたが、「大きな赤字を出してまで売れ」と言っているわけではありません。
赤字か黒字かを判断する方法
売れ残っている商品を1つ1つ適正価格かどうか判断していくのは取り扱う商品数が増えるにつれ、大きな手間になります。
赤字か黒字かを簡単に判断するのには、価格改定ツールを導入するのがおすすめです。
理由は、価格を自動調整してくれることで売上チャンスを逃さずに商品が売れていきますし、赤字ストッパーを掛けておくことで赤字売りを自動で防いでくれるからです。
毎日全ての商品価格をチェックするのは時間がいくらあっても足りません。
5,000円支払って24時間自動で商品を売ってくれる人を雇ったと思えば安いものです。
こちらの記事で無料お試し期間が付いているおすすめの価格改定ツールを紹介していますのでよかったら参考にしてみてください。
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【無料お試し可】せどり歴4年の私がおすすめする価格改定ツール3選
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以上が「せどりで仕入れた商品が売れない原因とその解決策」になります。
商品の相場だけは個人の力ではどうしようもありません。商品が売れない場合は見切りをつけて次に進むのが大切です。
「トータルで黒字ならOK」、これを常に頭の中に入れてから前向きにやっていきましょう^^