せどりの資金管理ってどうやってやればいいんだろう?
仕入れすぎたり、使いすぎたりしちゃって失敗するのだけは避けたいんだけど、何か良い方法はないかなぁ〜?
こんな疑問にお答えします。
この記事の内容
- 失敗しないせどりの資金管理のやり方
- せどりの資金管理に使える便利なアプリ
- 資金管理は習慣化するのがおすすめ
この記事の信頼性
- せどり歴5年の専業店舗せどらー
- 初心者コミュニティを主催
- 雑誌に載った経験アリ
- 必ず現金が月に2回貯まる方法を発信中
こんな私が解説します。
結論、資金管理は月に2回、銀行口座を確認→振り分けするだけで失敗を防げます。
さらに、この2回の確認で100%、確実に銀行口座のお金を増やしていくことが可能になります。
- 資金管理は月に2回のチェックのみ
- 実践すれば銀行口座のお金が増える
興味のある方はぜひ、こちらの記事を読んでもらえると嬉しいです。
特に難しいことはありません。
・読んで実践するだけ
確認作業も10分もあれば終了しますのでご安心ください。
失敗しないせどりの資金管理のやり方
こちらの本の手法を参考にしたやり方です。
この記事で必要な部分を解説しますので、読む必要はありません。
実践してみて、「おぉ!これは素晴らしい!」と思ったら読むくらいで大丈夫です。
それでは実際に見ていきましょう。
毎月10日・25日に銀行口座をチェックする
これだけです。
毎月10日にすること
- 先月26日〜当月10日までに【入金された金額】を計算する
- 入金された金額を【それぞれの口座】に振り分ける
毎月25日にすること
- 11日〜25日までに【入金された金額】を計算する
- 入金された金額を【それぞれの口座】に振り分ける
詳しく解説していきますね。
まず、準備するもの
銀行口座を5つ用意してください。準備するものはこれだけです。
銀行口座5つの使い道
- ①:入金用口座
- ②:利益用口座
- ③:税金用口座
- ④:給料用口座
- ⑤:経費用口座
別々の銀行に口座を作っても良いですし、振込手数料や口座開設の手間を考えると【住信SBI銀行の目的別口座】のように、1つの銀行口座(親)で複数の(子)口座を作れる銀行もあります。
あなたが利用している銀行口座のサービスを確認して作ってみてください。
それぞれの口座の説明
①:入金用口座は入金のみ
売上が入金される口座です。
この口座を『支払いの引き落とし』に設定してはいけません。
②:利益用口座
①の入金用口座に振り込まれた『お金の一部』を利益用に貯めていく口座です。
目安としては【10〜15%】をこの口座に振り込んでいきます。
原則、「資金が足りない!」からといって引き落としてはいけません。
③:税金用口座
消費税、市県民税、事業税などの税金を支払うために①の入金用口座に振り込まれた『お金の一部』を貯めておく口座です。
目安としてはこちらも【10〜15%】を振り込んでいきましょう。
『税金引き落とし用の口座』として設定しておくと便利です。
④:給料用口座
あなたの生活費を貯めていく口座です。
目安としてはこちらも【10〜15%】を振り込んでいきましょう。
注意点としては、『貯まった金額全てを使わない』こと。
仮に【月の生活費:20万円】と設定したら、これ以上のお金を引き出してはいけません。
もし余ったら繰り越したり、②の利益用口座に振り替えたりすると良いでしょう。
逆に足りない場合は【分配比率】を上げたり、生活水準を見直す必要がある証拠です。
早急に見直しましょう。
⑤:経費用口座
- 仕入れ資金
- その他せどりに関する経費
- クレジットカードの引き落とし
これらを支払う口座になります。
目安としては【60〜70%】を振り込む計算です。
注意点としては、『資金がマイナスにならないようにする』こと。
- クレジットカードの使い過ぎ
- 現金の使い過ぎ
- 無駄な経費への出費
ここら辺をしっかり都度確認しながら利用しなければいけません。
もし『そんなことするのめんどくさい!』と思われるのであれば、仕入れ方法を【クレカ仕入れから現金仕入れ】にするのも手です。
こうすることで、銀行残高だけをみておけば「あ、そろそろやばいな」というのに気づきます。
多少のポイントは取り損なうかもしれませんが、潰れてしまったり手間をかけるよりかはマシです。
具体例でもっとわかりやすく解説
例)2月11日〜2月25日の間にあった入金が50万円だった場合
まず、【①:入金用口座】に50万円入っていますよね。
これを振り分けていきます。
- ②:利益用口座(10%):5万円振り込む
- ③:税金用口座(10%):5万円振り込む
- ④:給料用口座(10%):5万円振り込む
- ⑤:経費用口座(70%):35万円振り込む
この作業を10日に行います。次に、25日をみてみましょう。
例)2月26日〜3月10日の間にあった入金が70万円だった場合
【①:入金用口座】に振り込まれた70万円を…
- ②:利益用口座(10%):7万円振り込む
- ③:税金用口座(10%):7万円振り込む
- ④:給料用口座(10%):7万円振り込む
- ⑤:経費用口座(70%):49万円振り込む
このように振り分けていけばOKです。
あとは支払いが発生した時にそれぞれの口座に貯まっているお金を目的別に引き出して支払うだけ。
- ③:税金用口座:消費税、市県民税、事業税など
- ④:給料用口座:光熱費、食費、交際費など
- ⑤:経費用口座:送料、その他手数料、資材代など
簡単ですよね^^ これで100%確実に利益用口座に毎月2回、現金残高が増えていきます。
ぜひ実践してみてください。
3ヶ月がんばるとボーナスあり
貯めるだけでは楽しみがありませんよね。
貯金残高が増えていくのだけでも十分楽しいのですが、やはりボーナス・ご褒美がないと長続きしません。
- 3ヶ月の間に貯まった利益用口座の半分は自由に使って良い
上の例でいうと、ひと月に12万貯まっていますよね。
3ヶ月このままのペースを維持すると36万円。
この半分となると、18万円も自由に使えるというわけです。
- 欲しかったものを買う
- 旅行する
- 美味しいものを食べにいく
- 協力してくれた家族にプレゼントする
なんでもいいですよ、あなたがやりたいことに自由に使ってください。
これはあなたが頑張ったおかげなのですから。
せどりの資金管理に使える便利なアプリ
- 銀行アプリ
このアプリだけで管理できます。
スマホでチェックできる簡単さ
ちょっと気になった時にスマホでちょっと覗くだけで管理できるのが便利なところです。
逆にスマホアプリを持っていない銀行だと、わざわざ通帳に記帳したりパソコンで確認したりと手間です。
- 口座開設する銀行はアプリが絶対条件
これですね。あとは特に必要ありません。
おすすめの銀行アプリ
やはり住信ですね。
理由は5つの口座すべてを1画面で確認できるからです。
こうすることで、
・仕入れ過ぎを防ぐ
・資金の流れ
・利益が貯まっていく様子
これらを簡単に確認できます。
他の銀行でも複数口座を作ることは可能ですが、「法人じゃないとダメ!」というところが多い。
住信なら、個人事業主でも無料で作れます。
資金管理は習慣化するのがおすすめ
習慣化といっても、難しいことはありません。
- スマホ開いてアプリで確認するだけ
これさえやっていれば、せどりの資金管理で失敗することはないでしょう。
それにこの方法には『習慣化される』魔法がかかっています。
それは【お金が貯まっていく楽しみ】があるからです。
毎月2回、あなたの利益用口座にお金が確実に貯まっていくんですよ?
これってめちゃくちゃ楽しみでついつい見ちゃいませんか?笑
- 資金管理は現金ベースでバッチリ管理
- 使いすぎも未然に防げる
- 毎月2回、あなたの利益が確実に増えていく
- 難しい作業は一切なし
実践することで、【失敗しない資金管理】が実現できるので、もしよかったらやってみてください。
最後におまけで【平均利益率25%】の私が使っている「配分比率」を紹介しておきます。
よかったら参考にしてみてください。
それではまた^^
ナカピラの入金配分比率:利益率25%ほど
- 利益用口座:15%
- 税金用口座:10%
- 給料用口座:15%
- 経費用口座:60%
参考図書