やり方やコツみたいなのがあるのかなぁ・・・?
こんな疑問にお答えします。
この記事の内容
- 月別の決算店舗を紹介
- 店舗せどりの決算セール攻略法を解説
- 店舗せどりでは決算よりもセールが優先
この記事の信頼性
- せどり歴は4年ほど
- 週3稼働で月100万ほどの粗利を稼いでます
- 雑誌に載った経験あり
今回は店舗せどりで稼ぐコツでもある、「決算」について解説していきます。
「決算は要チェック!」とはよく言われますが、実際にお店へ行ってみると全然取れないという経験ありませんか?
実は私も最初はそんな経験ばかりしてきました。
「決算・・・全然取れないじゃん!」
しかし、店舗せどりを4年もしていたら見えてくるものもあります。
今回は月別の決算店舗の紹介と、私が実際にやっている決算店舗のせどり攻略法を紹介します。
初心者の方も経験者の方にとっても少しは参考になるのではないでしょうか。
それではさっそく見ていきましょう。
月別の決算店舗を紹介
月別の決算店舗を見ていきましょう。
1月の決算店舗
本決算
- トイザらス
2月の決算店舗
本決算
- イオン
- イズミ(ゆめタウン)
- ミスターマックス
- アカチャンホンポ
- 西松屋
- イトーヨーカドー
- カインズ
- コーナン
- ウェルシア
- ベスト電器
半期(仮)決算
- ビックカメラ
- コジマ
- コストコ
3月の決算店舗
本決算
- ヤマダ電機
- エディオン
- ケーズデンキ
- ノジマ
- ジョーシン
- ブックオフ
- ハードオフ
- ゲオ
- セカンドストリート
- コメリ
- ナフコ
- ビバホーム
- トライアル
- イエローハット
- オートバックス
6月の決算店舗
本決算
- ドンキホーテ
- ハンズマン
半期(仮)決算
- 楽天
- SEIYU
7月の決算店舗
中間(仮)決算
- トイザらス
8月の決算店舗
本決算
- ビックカメラ
- コジマ
- コストコ
半期(仮)決算
- イオン
- イズミ(ゆめタウン)
- ミスターマックス
- アカチャンホンポ
- 西松屋
- イトーヨーカドー
- カインズ
- コーナン
- ウェルシア
- ベスト電器
9月の決算店舗
中間(仮)決算
- ヤマダ電機
- エディオン
- ケーズデンキ
- ノジマ
- ジョーシン
- ブックオフ
- ハードオフ
- ゲオ
- セカンドストリート
- コメリ
- ナフコ
- ビバホーム
- トライアル
- イエローハット
- オートバックス
12月の決算店舗
本決算
- 楽天
- SEIYU
中間(仮)決算
- ドンキホーテ
- ハンズマン
決算・半期決算を意識する
サラリーマンやっている方には決算と半期決算の重要性がわかると思います。
お店は、
- 月単位
- 四半期(3ヶ月)単位
- 半年単位(半期決算)
- 本決算
と事業がうまくいっているかを判断します。
特に今回テーマに上げている「決算」、そして「半期決算」はお店も目標達成のために数字(売上)を取りにきますので要チェックです。
店舗せどりの決算セール攻略法
店舗せどりの決算セール攻略法を解説します。
決算セールの攻略法は次の通り。
- 決算セールは2〜3ヶ月前が狙い目
- 決算月は家電量販店が狙い目
- 決算翌月もチェックする
決算セールは2〜3ヵ月前が狙い目
まさにその通り、こんなに前の時期が狙い目だなんていうと決算セールとは直接結びつかないですね。
しかし、やはり決算月から計算して2〜3ヵ月前が狙い目であることは間違いないんです。
決算は1年の総まとめ
理由は「決算」の意味をお店側の視点から考えるとわかります。
そもそも決算とは、お店の1年間の総まとめです。
お店にはそれぞれ売上予算があり、それを達成するために1年間頑張って売っていきます。
予算を達成する店舗、または全然予算に届かない店舗と色々あるでしょう。
あなたがもしお店の人だったら、予算を達成するためにギリギリの決算月に在庫を抱えて大きな売上を狙おうとするでしょうか?
私だったらまずしません。
予算は決算前に達成しとくのが理想ですし、そうするためにセールなどの企画を組みます。
決算月に売るのは処分品ばかり、新しい売り場を作るのに残ってしまったものだけを一掃するために決算セールに商品を並べるでしょう。
つまり、決算月だからといって、どれもこれもが安くなるわけではないのです。
それよりも大きく売上を取りに来るのなら、直近の決算月ではなく、前の月で世間的にも売上が伸びやすい時期に取れるだけ取っておく作戦を立てるはずです。
決算の前には必ず大きなセールがある
トイザらスを例にしてみましょう。
トイザらスの決算は1月ですが、なぜこの月に決算を持ってきているのでしょうか。
推測される理由は以下の通り。
- 12月に売上を作りやすいから
- 在庫が一番少ないから棚卸しやすい
- 1月は売上額が小さいから
トイザらスが取り扱っている商品はおもちゃです。おもちゃの売上が1年のうちで一番伸びるのは12月ですよね。
ここで不良在庫もろとも爆発的な売上を確保するため、1月に決算を持ってきているのではないでしょうか。
トイザらスのセールで大規模なものとなると、全品15%オフになるファミリーセールというのがあります。
例年9月〜10月どちらかで開かれており、ここでも売上を取りに来るため、セール品も同時に上乗せしたりします。
販売する商品数がしっかりある9月〜10月に売上を作っておくことで、12月の売上達成を楽にしようという考えですね。
9月〜10月のファミリーセールと12月のクリスマス・年末商戦でしっかりと売上が取れれば、決算月にわざわざ赤字を出してまで売る必要はなくなります。
そうなると1月に赤字を出してまで売上取りに来ることはないでしょう。
1月は処分品をさらに処分
やるとすれば、さきほどお伝えした処分品の一掃セールです。直近でも1月にはこんなセールがありましたね。
こういうイベントをしっかり抑えて足を運びましょう。
これを逃すとほぼ取れなくなります。
ヤマダ電機は決算前の蚤の市が狙い目
ヤマダ電機の決算は3月ですが、1月〜3月にかけて「蚤の市」という家電大バザールを全国各地で開催してきます。
ここがヤマダ電機最大の狙い目セールになります。
事前告知がほとんどなく、チラシも開催日当日の深夜にしか公表されないので、多くのせどらーが見落としているセールです。
行けばライバルも当然多いですが、事前に情報をキャッチしておけば簡単に回収して利益をあげることができます。
個数制限が設けられているので、ライバルがいても関係なく仕入れることができます。
決算月は家電量販店が狙い目
決算月の2〜3ヵ月前が本当の狙い目だと紹介しましたが、ちゃんと決算月に行っても取れる店舗はあります。
決算月に行って取れる店舗
- ケーズデンキ
- コジマ
- エディオン
- ヤマダ電機
- ベスト電器
こうした家電量販店は決算当月にセールもしてきますし、価格交渉にも応じてくれやすいので取れます。
ただ取れるといっても、2〜3ヵ月前の商品内容とは少し変わってくるので要注意です。
決算当月というのは言葉は悪いかもしれませんが「お店のお掃除月」です。
新品未開封の商品もあれば取れますが、比較的狙いやすいのは「展示品」です。
とにかく新年度には売り場を一新させたいですから、売り切りで展示品をとんでもない価格で処分してきます。
中古をメインに取り扱うせどらーさんはこういう意味では当月が一番おいしいのかもしれませんね。
決算翌月もチェックする
取れる確率はグッと下がりますが、決算翌月には売れ残った商品が捨て値で販売されていることがあります。
特にワゴンやセール品コーナーにまとめられていますので探すのも簡単です。
この決算翌月は棚に良い商品は残っていませんね。
セール品コーナーをササッとチェックしたら次のお店に向かいましょう。
店舗せどりでは決算よりもセールが優先
ここで質問なんですが、「決算」を常に意識して店舗せどらーっていると思いますか?
極論、決算はそこまで意識しなくていい
1番最初に紹介した月別のスケジュールを見ると、4・5月以外は決算が毎月続いているわけです。
毎月どこかの決算店舗をリサーチしてせどりしている人、私はいないと思います。
ちなみに私は意識してません。
私が意識しているのは、「取れやすいセール」だけです。
決算よりも店舗ごとのビッグセールを意識する
決算セールといっても、1年間のうちでもっとも取れるセールというわけではありません。
決算セールも毎月行われるセールの1つなわけです。
ですので、意識しなければいけないのは店舗ごとのビッグセールです。
先ほど紹介したように、
- トイザらス=ファミリーセール
- ヤマダ電機=蚤の市や初売り
- イオン=ブラックフライデーや初売り
- エディオン=赤札処分
などです。
「決算月に狙うなら?」と聞かれれば、家電量販店としか答えれません。
要するに、決算セールを含めて継続的に稼いでいく、効率よく稼いでいくためには店舗ごとのイベントを抑えるのがベストなのです。
店舗せどりで決算セールを狙うコツ
最後にまとめると次の通りです。
- 決算よりも2〜3ヵ月前のビッグセールが本当の狙い目
- 決算月狙うなら家電量販店がおすすめ
- 決算に気を取られずに各店舗のセールをチェック
「決算」という言葉に惑わされず、コツコツ店舗を回る人が必ず勝ちます。