店舗せどりで値引き交渉ってどんな風にやってるんだろ!?
交渉しようにも店員さんに何か言われないか心配でやったことがないんだけど・・・
どんな風に話を持っていくのか誰か教えてぇ〜!
こんな悩みにお答えします。
この記事の内容
- 値引き交渉するかしないかの判断基準
- 値引き交渉するときのコツ
- 値引き交渉に応じてくれやすい店舗の紹介
この記事の信頼性
- せどり歴は4年ほど
- 週3稼働で月に100万ほどの粗利を稼いでます
- 交渉するときは「お互い気持ちよく」がモットー
この記事を読むことで、
- 交渉するべき商品としなくていい商品
- 気軽に店員さんに交渉できるコツ
がわかります。
これまで「交渉するのなんか苦手・・・」と思われていた方も、交渉するときの心構えを知っておくことで、気軽に店員さんとお話することができると思います。
それではさっそく見ていきましょう。
値引き交渉するかしないかの判断基準
値引き交渉するとき、なんでもかんでも商品を店員さんに聞いていては時間の無駄です。
それに何度も聞かれる店員さんもたまったもんじゃありません。
お互い気持ちよく話を進めていく上で「必要なこと」をまとめたので紹介していきます。
仕入れると決めてる商品だけ交渉する
交渉する大前提は、「仕入れると決めている商品だけ聞く」です。
仕入れると決めている商品だけを聞くメリット
- 下がらなくても凹まない
- 「お買い上げ」なので店員さんも喜ぶ
- 良いコミュニケーションが取れる
仕入れると決めている商品だけを交渉することで、よい結末が自分にも店員さんにも待っています。
- こちらは買わせてもらってありがとう
- 店員さんは買ってもらってありがとう
というハッピーエンドです。
値下げしてくれた、してくれなかった関係なく、交渉に応じてくれた店員さんも気分は良いはずですよね。
もしかしたら値下げしてくれなかったとき、ちょっと罪悪感を感じて次は値下げしてくれるかもしれません。
交渉は自分と店員さんとの関係を作っていく入り口です。
買うと決めている商品だけを交渉することで、その交渉が必ず良いコミュニケーションになるのです。
値下げ具合で仕入れるか考えるのは時間の無駄
逆にNGなのがこのパターンです。
仕入判断に期待値を盛り込むのは禁物
仕入れるか仕入れないか迷っており、もう少し下がれば仕入れ基準になる商品があったとします。
ここで価格交渉をお願いし、結果下がらずに「じゃあいいです」と言って諦めるとします。
このコミュニケーションの結末にあるのは、自分と店員さんの間に漂う気まずい雰囲気だけです。
それにお互い交渉するために使った時間が無駄に終わってしまいます。
もしこの基準で交渉を続けていたら、
- 時間を浪費
- 良い関係が作れない
- むしろ関係が悪くなる
という可能性が高くなります。
値下げ具合を期待して仕入れる商品って、おそらく薄利以外のなにものでもないですよね。
気持ち値下げしてもらって爆益!なんていう話は聞いたことがありません。
店員さんとの関係が悪くなるくらいなら、こういった基準での値引き交渉は絶対にNGです。
まとめ買いするときは交渉する
この他に値引き交渉した方がよいパターンとして、このまとめ買いするパターンが挙げられます。
まとめ買いで手間が省ける分、少し勉強してもらう
まとめ買いはお店にとっても大きなメリットがあります。
- 1点づつ売らなくていい(手間が省ける)
- 一気に売上が上がる
- 在庫を一掃できる
こうしたメリットがあるので、ぜひ交渉してみてください。
店員さんも返事次第で「じゃあいらない」と言われてキャンセルされるのは困りますから、まとめ買いに対しては可能な限り対応してくれます。
※もし下げてもらえなくても仕入れましょう
この時点で「まとめ買いOK」という了承をもらっているので、話もしやすいと思います。
変な期待値は捨てて気軽にお話ししてみましょう。
値引き交渉するときのコツ
値引き交渉するときのコツを紹介します。
命令形ではなく疑問形でたずねる
せどらーに多いんですが、やたらと上から目線で店員さんと交渉する人がいます。
私が店員だったら敬遠したい客の特徴
- なぜかタメ口
- 格好が不潔
- 提示した金額に対して「なんで?」って聞いてくる
店員さんだって人間ですから、いくらお客さんだとしても上から目線でモノを言われたら面白くないですよね。
仕入れるこちらとしても、買う立場を利用してモノをいうせどらーは人間性が疑われます。
こんな交渉の仕方では、1度目はあっても2度目はないので注意してください。
交渉するときは必ず、
「これってもう少し安くなりませんか?」と疑問形でたずねてください。
一言目の提示で即決する
「これってもうちょっと下がりませんか?」と交渉したあと、店員さんから提示される金額で即決してください。
最初に「買うと決めている商品だけを交渉する」とお伝えしたのはこのためです。
たとえ値段が下がらなかったとしても、しつこく迫らないことですね。
食い下がった結果、ちょっとは下がるのかもしれませんが「それでも気持ち程度」でしょう。
交渉は1回でさっさと終わらせて次に行くのが効率的です。
1つの利益商品にそこまで固執せず、次の商品をさっさと探しに行きましょう。
笑顔でお礼をしっかり言う
基本中の基本ですが、値下げしてもらったらちゃんとお礼を言いましょうね。
- 大量に買ってやってる
- いつも買ってやってる
- なんなら他の店で買えばいい
意外とこんな風に内心思っているせどらーって結構います。
店員さんが上から目線で話してこないことをいいことに、こうしてお鼻が天狗様よりも伸びてしまうこともありますので注意してください。
胸にはいつも「買わせてもらってありがとう」という感謝を忘れてはいけません。
値引き交渉に応じてくれやすい店舗の紹介
値引き交渉に応じてくれやすい店舗の紹介です。
家電量販店は交渉されるのを待っている
値引き交渉に応じてくれやすい家電量販店は次の通り。
- ケーズデンキ
- ヤマダ電機
- エディオン
家電量販店はどこの店舗も基本的には「現金値引」が売りですので、仕入れられそうな商品があったら気軽に聞いてみてください。
店員さんも胸ポケットに電卓持って待ち構えていますので、仕入対象の商品が見つかれば交渉必須でしょう。
ホームセンターは物量によって応じてくれやすい
ホームセンターで値引き交渉しやすい店舗は次の通り。
- コメリ
- ナフコ
ホームセンターは単品だけの値引き交渉は難しいですが、何点も量を多く購入しようとした時には値引きに応じてくれます。
コメリなんかは大きく「まとめ買い大歓迎!」とか、「店頭にない商品は取り寄せます!」とせどらーが喜びそうな商売文句が掲げられています。
その中でも「パワー」店舗と言われるコメリの最大級のお店では価格保証宣言していますので、他店の値札やチラシの画像を持っていけば、そこから10%安く売ってくれます。
こちらからお願いしたわけでもなく、お店側がそうしたサービスを掲げていますのでとても交渉しやすいです。
「この商品、近くのあの店舗ではいくらだったんですけど、合わせてもらえます?」
これだけ言えばあとは自動的に10%下がるシステムです。
ぜひやってみてください。
イオンも実は応じてくれる【経験あり】
イオンも実は価格交渉に応じてくれます。
これもまとめ買いが条件です。
ただ値下げ幅は決まっていて、私が経験した分ですと5%オフが限度でした。
事前に仲の良い担当者(売り場責任者)との交渉であればかなり下げてもらえるという話も聞いたことはありますが、私自身はまだ経験がありません。
ただ、それでもイオンは「どうせ下がらないだろう」と思っている人がほとんどでしょうから、こうした一例は参考になると思います。
判断基準は値下げ商品のバーコード管理
店舗によって価格交渉ができたり、できなかったりするのは、商品の管理方法によるからです。
お店の商品管理システムは大きく分けて次の2つになります。
- 全ての商品を単品管理している
- 商品を分類ごとで管理している
単品管理された商品の価格をいじれるのは本部だけ
値引き商品もレジでバーコードを通す店は、家電量販店をのぞいてほぼほぼ値引き交渉ができません。
理由は商品の登録が店舗ごとに設定ができず、本部で一括して価格を調整しているからです。
この場合、可能なのはその店舗でよくやっている5%オフなどの定額割引だけになります。
分類で分けているのは商品数が多すぎるから
ホームセンターはよくこの分類だけで商品を管理しているお店が多いですね。
例えば靴。
靴には同じ靴でも色・サイズが違っていれば膨大な登録数になります。
この登録の手間を省いたり、家電量販店と同じく担当者に値引き権限を渡す意味で「分類」ごとに商品を管理している店舗があります。
100%この見分け方があっているわけではありませんが、これでおおよその判断をつけることができます。
以上が店舗せどりで値引き交渉するときのコツになります。
店員さんに最初から値引き交渉を切り出すのではなく、他にも在庫があるか聞いたついでくらいで訪ねてみるのが良いでしょう。
なんでもさりげなく言った方がお互いスムーズに会話ができるはずです。
交渉して「下がったらラッキー!」くらいで気軽に聞いてみるのが良いですね。