こんな疑問にお答えします。
この記事の内容
- せどりの確定申告おすすめ会計ソフト3選
- 結論:良さそうなものから無料で使ってみる
この記事の信頼性
こんな私が解説していきます。
本題に入る前に、1つ質問があります。
- せどりの確定申告は、自分でやると”絶望するレベル”で大変ですが、大丈夫でしょうか?
過去2年分、自分で確定申告して酷い目にあいました。ですから最初に『自分で確定申告するのは想像以上に大変』ということをお伝えしておきます。
「えっ!?」と思われた方は税理士さんへの丸投げもアリです。こちらの記事で詳しく解説しています。
≫せどりの確定申告は税理士に丸投げすべき3つの理由【経験者は語る】
それでも「自分でやる!」と思われた方は、こちらの記事を読み進めてもらえればと思います。
せどりの確定申告おすすめ会計ソフト3選
せどりの確定申告おすすめ会計ソフト
- マネーフォワード クラウド確定申告:30日間無料でお試し可能
- freee:期限なしの無料プランでお試しできる
- やよいの白色申告:サポートが手厚く30日間無料で使える
マネーフォワードクラウド確定申告
- プロの税理士も使う会計ソフト
多くの税理士さんもこのソフトを使っており、仕訳入力を自分でやる時には、このソフトをおすすめされるほどです。
実際、私の弟が専業で物販(法人)を行なっているのですが、弟の契約する税理士さんではこのソフトを使い、日々の仕分け入力は弟の方でやるスタイルを取っています。
こうすることで、
- 仕入れ内容の把握
- 顧問料の割引
といったメリットを受けることができます。
こんな方におすすめ
- 自分で仕訳入力はするけど、税理士と契約して内容のチェックと最終確認はお願いしたい方
理由は、仕訳作業が自動入力ではないからです。
例えば、仕入れの時。
- 1,000円の商品をクレジットカードを使って仕入れた
この時の正しい仕訳入力ってわかりますか?
- 仕入高 1,000円 : 買掛金 1,000円 ○
- 仕入高 1,000円 : 未払金 1,000円 ×
もしここで間違えて入力したりすると、後で大幅な修正をかけなければなりません。
ですから、マネーフォワードクラウド会計を使う方には、税理士さんからチェックを受けてもらうよう、おすすめします。
私は税理士さんからチェック受けずに提出
私も過去に2度、自分で確定申告したのですが、この『税理士さんからのチェック』を受けずに行なったため、あとから契約した税理士さんに絶句されました。
「全然違いますねぇ…」
契約している税理士さんに過去の申告書を提出した時、ボソッと口から出たのはその言葉でした。
「こっちでなんとかやっておきます…」
おそらく、かなり迷惑をかけたと思います。汗
マネーフォワードクラウド確定申告の料金プラン
- パーソナルミニ:980円
- パーソナル:1,980円 ※おすすめ
- パーソナルプラス:2,980円
おすすめは1ヶ月無料で試せる『パーソナル』プランですね。年払いにすると少し安くなりますが、とりあえず1ヶ月試してみればいいと思いますよ。
相場的には、普通です。おそらく月1,980円くらいでどこも落ち着きます。
≫マネーフォワード クラウド確定申告の公式サイトはこちら
freee
- 仕分け全自動のスマート会計ソフト
1度仕訳を行うと、freeeがその仕訳を記憶し、その後の仕分けは全自動で行ってくれます。
こんな方におすすめ
- クレジットカード仕入れをしており、税理士さんと契約することを考えていない方
理由は、クレジットカード情報をFreeeに反映することで、自動で仕訳入力をやってくれるからです。
これなら、
- 売上はAmazonからデータを抽出(連携可能)
- 仕入れはクレジットカードからデータを抽出(自動仕訳)
こうすることで、”ほぼ自動”で確定申告のための仕訳入力をすることができます。
読み込んだデータを全自動で仕訳
クレジットカード情報や銀行口座(ネットバンク)情報を読み込ませ、最初の1回目は手動で仕訳することで、記憶は完了します。
続いて翌月、同じ情報を読み込ませると、全て全自動で仕訳してくれるわけです。
ちょっと不便な点もアリ
例えば、本。
本せどりをしている方などは、その本が商品であったり、時には自分で読む本だったりしますよね。この時は仕訳方法が変わってきますので、『本=仕入れ』という感じに固定することができません。
この点は手動で後から修正しないといけないので、ちょっと不便な点ではあります。
freeeの料金プラン
- スターター:980円
- スタンダード:1,980円 ※おすすめ
- プレミアムプラン:3,316円
個人事業主・副業サラリーマン向けのプランは上の通りです。
一通り機能のついてる『スタンダードプラン』でいいと思います。プレミアムプランは電話サポート付きですが、機能説明しか答えてくれないのでつける必要はないと思います。
≫freeeの公式サイトはこちら
弥生会計
- 個人事業主:弥生の青色オンライン会計
- 法人:弥生会計オンライン
会計ソフトといえば、弥生会計といわれるほど、多くの方もご存知ではないでしょうか。
こんな方におすすめ
- 仕分けや確定申告の知識がゼロの方向け
理由は、電話やチャットで全部教えてくれるからです。
先に紹介したマネーフォワードクラウド会計やFreeeでは、ソフトの使い方は教えてくれても、仕訳までは教えてくれません。しかし、弥生会計では、ソフトの使い方はもちろん、仕訳の方法まで完全サポートしてくれます。
つまり、税理士さんに相談しているみたいなものですね。手厚すぎます。
費用も激安
サポート手厚いベーシックプランが、
- 個人事業主向け:12,000円/年
- 法人向け:30,000円/年
という激安価格になってます。つまり、個人事業主だと月1,000円の費用しかかからない(他の会計ソフトは平均2,000円/月)わけです。
しかも、初年度は個人事業主に限り、6,000円と驚きの半額に。まぁ、お得ですよね。
もちろん、デメリットもある
- macだと正常に動かない可能性がある
Windowsユーザー向けには動作検証を行なっていますが、Macユーザー向けには動作検証を行なっていないようです。
≫弥生の製品サポートページはこちら
ですから、Apple製品使っている方にはちょっと不安が残りますよね。公式では、『Bootcampを使えば正常に作動する』と伝えていますが、やや不安アリです。
≫やよいの白色申告公式サイトはこちら
≫やよいの青色申告オンライン公式サイトはこちら
結論:良さそうなものから無料で使ってみる
以上、おすすめ会計ソフトを3つまとめてみました。それぞれ無料プランや無料期間があるので、良さそうなものから使ってみると良いでしょう。
だいたい最初に使ったので決まる傾向があるので、良さそうなものから順番に使っていってください。
- なるべく経費は抑えたい
- 確定申告の知識に不安がある
- 税理士にチェックしてもらいたい
- とことん経費は抑えたい
- 税理士とは契約したくない
- 経費を抑えるための努力は惜しまない
- とことん経費は抑えたい
- 確定申告の知識ゼロ
- 手厚いサポートが必要
こんな感じですね。
挫折しかけたら、税理士に丸投げするのもアリ【早い方がいい】
私はちなみに『マネーフォワードクラウド確定申告』使ってましたが、2回やって挫折しました。
便利な会計ソフトであることは間違いないのですが、入力する作業時間を使い稼いだ方が効率的だったので、税理士さんに丸投げすることにしました。
そのほかにも、節税のやり方などを教えてもらえるので助かってます。
自分で確定申告するのに挑戦してみて、「こりゃダメだ!」と思ったら税理士さんに相談してみるのも手かもしれませんね。
≫せどりに詳しい税理士の探し方【おすすめは無料サイトの紹介です】
一応、自分で確定申告される方のために、せどりの代表的な仕訳をこちらの記事で紹介しています。よかったら参考にしてみてください。
≫【確定申告】せどりの経費で落とせるものを勘定科目と合わせて解説
確定申告、大変でしょうけど頑張ってみてください。
それではまた^^