せどりの融資ってやっぱり受けたほうがいいのかな?
大きく売上を伸ばすのにどうしても資金が足りないんだよな〜…
こんな疑問にお答えします。
この記事の内容
- せどり初心者が融資を受けてはいけない3つの理由
- せどりで受けた融資の正しい使い方
- 受けた融資は前倒しで返すのがベスト
この記事の信頼性
- せどり歴は5年
- せどりコミュニティ主催(24名在籍)
- 雑誌に載った経験アリ
結論、せどり初心者で実績がないうちは融資を受けるべきではありません。
- 最低でも1年以上、利益を出し続けた実績
これがないと融資受けてもあまり意味がないかと。詳しく解説します🙇♂️
せどり初心者が融資を受けてはいけない3つの理由
- 理由①:せどり初心者には”身分不相応”
- 理由②:仕入れが大雑把になる可能性アリ
- 理由③:しっかり利益を残す体質が作れない
理由①:せどり初心者には”身分不相応”
これ、経験がないうちはやめといた方がいいです。
- 何を仕入れていいのかわからない
- 仕入れて売れなかったら退場の可能性アリ
- せどりはギャンブルでやるものではない
何を仕入れていいのかわからない
せどり初心者のうちにはまだこの知識がないですよね。
ですから闇雲に仕入れても意味がありません。
ある程度経験積むと「これはいけそうだな」みたいな予想を立てる事ができますが、最初はやめといた方がいいです。
仕入れて売れなかったら退場の可能性アリ
万が一仕入れて売ったとしても、売れなかったらどうしますか?
- 赤字で売る
- 相場が戻るまで待つ
この2つから選ぶことになるんでしょうが、
- 赤字で売る→融資受けた意味ナシ
- 相場が戻るまで待つ→支払いは待ってくれない
こうなってしまいます。
もちろんこういう意見もあるでしょうが、そんな考えで他人のお金を借りて運用していいのでしょうか?
- 融資=借金=他人様のお金
ちょっと厳しい意見ですが、人様のお金は大切に使いましょう。
理由②:仕入れが大雑把になる可能性アリ
これ、思い当たる方多いと思います。
仕入れ資金に余裕があると、ついつい仕入判断がおろそかになってしまうんですよね。
テキトーに仕入れた商品は薄利か赤字
大雑把な判断で仕入れた商品が大きな利益を残すことはありません。
だいたい売れ残り、家やFBAでずっと居座って邪魔な存在になっていきます。
家の中やFBAで売れ残っている商品を見てみて下さい。
そこにある商品、こうした判断で仕入れた記憶はないでしょうか?
せどり初心者が積むべきは量ではなく質
こう思うのはもうちょっと先で大丈夫です。
SNSやライバルセラーを見ていると「せどり始めて数ヶ月で100万円!」といったセリフを目にしますが、全スルーでOK。
量をこなすのではなく、正確な仕入れ判断ができるための『質』を重視しましょう。
これが身につくと、大きく勝負した時に大きく勝つ可能性が高くなります。
焦らなくても大丈夫です。せどりは逃げていくことはありませんから。
理由③:しっかり利益を残す体質が作れない
さきほどの「仕入れが大雑把になる」というところと関係するのですが、大量仕入れして売り上げが上がると「稼げている」という錯覚に陥りがちです。
銀行口座に現金が貯まらない不思議
せどり初心者によくありがちな悩みなのですが、答えは次の2パターンです。
- 在庫が増えている
- 粗利は出ても純利益がほとんど残っていない
「在庫が増えている」というのは、【仕入れが過剰】というわけではありません。
- 不良在庫が貯まっていっている
これでも在庫金額は増えていきます。
- 抱えている在庫の売れ筋だけが数字を作り、その他はゴミとなって散り積もっていく
だから利益が出ているように見えても現金が貯まっていかないわけです。
※この問題に対する解決策はこちらの記事で詳しく解説しています。
≫せどりでお金が残らない時の原因と対処法【入金→振り分けで即解決】
融資を受ける前に利益を残す体質づくりを行う
まずはこれが基本です。
最初の資金は30万円もあれば十分、極論言うと1万円でもOKです。
- 仕入れる
- 販売して利益を残す
- 利益の一部を別に分ける
- また仕入れて販売する
これが理想の体質です。
具体例は次の通り、まず仕入れます。
こういうのも取りこぼしのないよう😌 pic.twitter.com/K3DVnDcdtm
— ナカピラ@せどり初心者向けにブログ書いてるせどらー (@naka_pira) November 21, 2020
販売して、500円の利益が上積みされました。
いい感じです😊 https://t.co/dOPmlLHi9A pic.twitter.com/FWkVuqmJbY
— ナカピラ@せどり初心者向けにブログ書いてるせどらー (@naka_pira) December 4, 2020
- ここで利益の10%である50円を別に分ける
次に残った【1,450円】を仕入れに回す、というやり方です。
これなら確実に利益も残り、在庫も増やしていく事が可能です。
こちらの書籍から引用した方法ですので、信頼性もバッチリかと。
せどりで受けた融資の正しい使い方
手をつけず、とっておきましょう。これが正しい使い方です。
別口座にを作り、置いとくだけ
あとは毎月引き落とされていくのを待つだけ。これだけでも精神の安定を保てるので大きいメリットです。
あとは全資金で勝負すればいい
まずはあなたの全資金を投入して勝負してみたらいいですよ。
これまでは支払いにいくらか現金を残していましたよね?
そのお金を使って仕入れしたらこれまでより仕入れ枠は増えるはず。
- 勝負して成功した→さらに継続
- 勝負して失敗した→支払いに間に合わないなら融資で補填
これで安全に運用できるとともに、大火傷をしなくて済みます。
返済も滞る事がないので絶対安全
手をつけないので返済の心配をしなくて済みますね。
何度もいうように、融資受けて仕入れに回すほどせどりはギャンブルじゃないので必要なし。
その気持ちはわかりますが、しっかり自分で稼いで成長していって下さいませ。
安易に融資に頼ろうとするのは知恵がありませんね。
受けた融資は前倒しで返すのがベスト
理由は、銀行からの信用が倍返しで付くからです。
- お金を友達に貸したら、翌日にはすぐお礼と一緒に返してくれた
あなたが貸す側でこんな経験したら相手の友人にどんな印象持ちますか?
- やっぱり最高の友達だ!
きっとこういったプラスのイメージを持つはずです。
銀行も一緒ですよ。
貸したお金を前倒しで返す、返そうとする姿勢を見せておくと今後の付き合い方も大きく変わってきます。
本当に勝負したいときに力になってくれる
『融資=悪』と言っているわけではありません。
あくまで「せどりで融資受ける必要はない」と言っているだけです。
- せどりから物販事業に
- せどりから別の事業に
こういった新しい挑戦をするときに必要な融資はアリだと思います。
そんなときに必要な融資を受けれるよう、銀行との関係はより良いものにしておくのが良いでしょう。
この記事のまとめ
- せどり初心者は融資受ける必要ナシ
- せどり初心者に必要なのは融資ではなく稼ぐ力
- 融資を受けたら使わずにとっておくのが正しい使い方
- 勝負するなら手持ちの資金で仕入れすること
- 可能ならば返済は前倒しで返すのがベスト
- 前倒しで返すことで銀行との信頼関係が築ける
- 融資が本当に必要なのは『せどりのその先』
以上になります。それではまた^^