え!?なんでクレジットカード使えないのっ!?
えぇっ!?利用停止!?なんで〜!?
こんな悩みにお答えします。
この記事の内容
- せどりでクレジットカードが利用停止になる3つの原因
- クレジットカードの利用停止を解除する方法
- クレジットカードの利用停止を予防する3つの方法
この記事の信頼性
- せどり歴は4年ほど
- 週3稼働で月に100万円ほどの粗利を稼ぐ
- 雑誌に載った経験あり
今回は突然訪れる「クレジットカードの利用停止」という怖いテーマについてです。
そんなの怖くもなんともねーじゃないの!
いえいえ、決して利用可能額に達したことだけが原因ではないのです。
中には全部のクレジットカードが使えなくなるパターンもあり、「知らなかった」ではすまないのでご注意ください。
そんなせどりをする上で、突然起こるかもしれないクレジットカードの利用停止について、【解除方法と予防策】を一緒にお伝えしていきます。
せどりでクレジットカードが利用停止になる3つの原因
せどりでクレジットカードが利用停止になる3つの原因はこちら。
- クレジットカードが利用可能額に達してしまった
- クレジットカードの引き落としがされていなかった
- 規約違反をしてしまった【最悪のパターン】
1.クレジットカードが利用可能額に達してしまった
利用停止になる原因で一番多いのが、【クレジットカードの利用限度額に達してしまった】ケースです。
クレジットカードにはそれぞれ、利用可能額が設定されています。
せどりをしていると、普通の人が使うような金額とは比べ物にならないほど商品を仕入れたりします。
だんだんせどりのスキルが上達してくると仕入枠がなくなってしまい、クレジットカードの利用可能額をすぐに超えてしまうようになります。
仕入れるに出かける前にクレジットカードの使える金額を確認し、まさかの事態に備えておきましょう。
2.クレジットカードの引き落としがされていなかった
使ったクレジットカードの利用料金が決まった日に残高不足などで引き落とされなかった場合、利用可能額が復活することなく利用停止のままになってしまいます。
よく複数のクレジットカードを使っている人にありがちなパターンです。
複数のクレジットカードを持つと、それぞれのカードで引き落とされる日にちが違うため、しっかり管理しておかないと銀行口座から引き落とされずに利用停止が解除されないままになってしまいます。
銀行口座には余裕を持って残高を入れておき、引き落とし日も忘れないようにカレンダーに書いておきましょう。
3.規約違反をしてしまった【最悪のパターン】
それぞれのクレジットカード会社に定められている【規約】に違反すると、利用停止になってしまいます。
規約にはいろいろありますが、おもな規約違反はこちらのケースです。
- クレジットカードに登録した情報に嘘が書いてある
- 支払い能力が認められない(再審査されるとき)
- クレジットカードを現金化するのに利用している
クレジットカードに登録した情報に嘘が書いてある
嘘の内容を登録してクレジットカードが発行されること事態ありえない話ですが、もしそんなことをしたら利用停止です。
利用停止どころか、一生クレジットカードを作ることができなくなってしまう可能性(ブラックリスト)がありますのでご注意ください。
支払い能力が認められない(再審査されるとき)
クレジットカードには定期的に再審査が行われ、支払いの遅延が毎回のように起こっていたりすると利用停止になります。
ちょっと細かい話になるのですが、クレジットカードで商品を買った場合、実はその購入代金が引き落とされるまで、商品の所有権はクレジットカード会社にあります。
つまり、商品を買った時点ではクレジットカード会社が私たちにお金を貸している状態ですね。
支払いが遅れるというのは「借りたお金を返さない」のと一緒で、当然そんなことを繰り返すと信用がなくなります。
信用のない人にお金を貸し続けるほどクレジットカード会社は甘くありません。
借りたお金はしっかりと期日通り、もしくは期日前に耳を揃えてお返ししましょう。
クレジットカードを現金化するのに利用している
せどりは厳密にいうと、この【クレジットカードの現金化】という規約に触れています。
一般のクレジットカードは、
- 普段のショッピングに使うため
- キャッシングに使うため
という2つの利用目的を持っています。
【お店で商品を購入してネットで売り、現金化する】という行為はショッピングではなく【商利用】に当てはまり、規約違反となるケースがあるのです。
実際に利用停止になったケースがあります。
- ドンキホーテを1日に何店舗も回り、同じ商品を購入していたら利用停止
- 同じ商品を1店舗で100個購入したら利用停止
つまり、一般の人が購入する量をはるかに超えてしまったら利用停止と判断されるようです。
クレジットカード会社も何万人という顧客を抱えていますので、このように同じ商品を大量に購入して利用停止になるのは稀なケースです。
しかし、実際にこういうことがあったのは事実ですから、頭に入れて予防していきたいところです。
私も実際に経験し、その場でお店の店員さんがカード会社に連絡入れてくれて利用停止は免れました。
【購入パターン】が落ち着くまでは、派手な買い物は控えておいた方が良いのかもしれません。
クレジットカードの利用停止を解除する方法
クレジットカードの利用停止を解除する方法はこちら。
- 利用可能額に達した場合→繰上げ返済
- 引き落としされなかった場合→電話してすぐ振り込む
- 規約違反した場合→解除する方法はない
1.利用可能額に達した場合→繰上げ返済
利用可能額いっぱいを使い切ったしまった場合、解決するには繰上げ返済するか、引き落とし日まで待つかの2つになります。
こうした限度額に達してしまった時の具体的な対処法は、こちらの記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。
-
せどりでクレジットカードが限度額に達したときの3つの対処法
続きを見る
2.引き落としされなかった場合→電話してすぐ振り込む
銀行口座の残高不足や引き落とし日の確認ミスで引き落としがされなかった場合、すぐさまクレジットカード会社に電話して対処方法を尋ねてください。
自動的に翌日・翌々日に引き落としがかかる場合もありますが、引き落としがされていないとわかった時点で対処するのが良いですね。
電話の際はすなおに謝り、すぐさま振り込む旨を伝えてから指定された銀行口座にお金を振り込んでください。
3.規約違反した場合→解除する方法はない
規約違反のレッテルを貼られてしまったら、解除する方法はありません。
もうこの時点では手遅れということです。
利用停止になる直前に、お店の人がクレジットカード会社に電話して利用停止を免れる場合があります。
その時、以下の内容を確認されます。
- 本人確認
- 購入している商品の内容と金額
お店の人が対応してくれればこのままクレジットカードを利用することができますが、一度利用停止になってしまうと解除するのは至難の業です。
このクレジットカードが使えなくなるだけでなく、個人情報が書き換えられた(クレジットカードを使って現金化している)ことにより、他のクレジットカードも一斉に使えなくなる危険性も持っています。
規約違反には解除ではなく、予防で対応していくしか方法はありません。
次の項目で利用停止を予防する3つの方法を紹介していきます。
クレジットカードの利用停止を予防する3つの方法
クレジットカードの利用停止、おもに【クレジットカードでの現金化で規約違反】を予防する3つの方法を紹介します。
- 複数のクレジットカードで仕入れをする
- ビジネス用のクレジットカードを使う
- 仕入れを現金で行う
1.複数のクレジットカードで仕入れをする
規約違反と判断される原因は、【同一商品の大量購入】です。
複数のクレジットカードを使い分けることにより、同じ商品をたくさん買っても数を減らすことができます。
クレジットカードを2〜3枚ほど作っておき、こういった商品回収するときに分けて使うと良いでしょう。
オススメのクレジットカードについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
-
せどりで使えるおすすめクレジットカード【スタイル別に解説】
続きを見る
2.ビジネス用のクレジットカードを使う
これが1番の予防策になります。
一般に手に入るクレジットカードはすべて【プライベート用】です。
しかし、クレジットカードの中にはこうした仕入れで利用できる【ビジネス用】のクレジットカードがあります。
このクレジットカードを使えば、同じ商品を大量に購入しても利用停止になることはありません。
おすすめビジネス用クレジットカード
- セゾンプラチナ・ビジネスアメリカンエキスプレスカード
- セゾンコバルト・ビジネスアメリカンエキスプレスカード
- 楽天ビジネスカード
セゾンプラチナとセゾンコバルトは両方ともAMEXカードです。
大きな違いは年会費で、
- セゾンプラチナ:22,000円(条件付きで11,000円に)
- セゾンコバルト:1,100円
となっています。
最後の楽天ビジネスカードを持つには条件があり、楽天プラチナカード(年会費11,000円)を持っていないと作ることができません。
楽天ビジネスカードは年会費が2,200円ですので、楽天プラチナカードと合わせると13,200円になります。
「どれか1つを選べ!」と言われたら、私のおすすめはセゾンプラチナカードです。
理由は楽天カードと締め日・支払日が違うため、並行して使えるからです。
- 毎月1日〜10日:楽天カード(月末締め)
- 毎月11日〜月末:セゾンプラチナカード(10日締め)
このように期間を区切ることにより、支払いまでの期日を延ばすことができます。
これができるため、1枚持つならセゾンプラチナカードをおすすめしています。
3.仕入れを現金で行う
仕入れを現金で支払っていれば、クレジットカードが利用停止になることはありません。
これをやるには、ある程度の資金が必要になってきますが、現金で仕入れると他にも次のようなメリットがあります。
現金で仕入れるメリット
- 月末に銀行口座にいくら残っているのかわかる
- 売上と仕入れのバランスを取りやすい
- 値引き交渉に応じてくれやすい
クレジットカードで仕入れるのとは違って、現金で仕入れをすると口座残高でどれくらい儲かっているのかが可視化されます。
クレジットカードだとどうしても支払いが後になってしまうので、調子に乗って仕入れてしまうと儲かっているはずなのに口座残高は増えないという狐につままれたようなことになってしまいがちです。
いえ、そこは頼んでますw
自分の収支がクレカだと非常に不透明感が強くて、手元に現金がなかなか残らなかったので、分かりやすい現金仕入れに移行しました。
現金だと、究極は月初と月末の口座残高見るだけで月収が分かりますからねー!
— らんせ@ハイブリッドせどらー (@ransekoubou) June 1, 2020
らんせさん(@ransekoubou)もクレジットカード仕入れから現金仕入れに変えたことで、「いくら儲かっているのか」がはっきりとわかるようになったようです。
ポイントが満額もらえないというデメリットもありますが、せどりの本質はポイントを稼ぐことではありませんので、きっちりとした商売をしていくのなら、現金仕入れは最強の支払い方法ですね。
- クレジットカード利用停止になることはない
- せどりでいくら儲かっているのかがはっきりわかる
資金に余裕がある方には、こちらの予防策もおすすめです。
以上が「せどりをしていてクレジットカードが利用停止になる3つの原因」とその予防策の紹介でした。
クレジットカードの利用停止は頻繁に起こることではないですが、知識を持って予防しておくことはマイナスではありません。
仕入れる時にも、クレジットカードを使い分けるのも立派な予防ですので、ぜひ実践してみてください。