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副業でせどりするだけでは個人事業主とはいえない【開業届が必要】

 

こんにちは、ナカピラです^^

 

副業でせどりをすると、”個人事業主になる”ってことなの?

 

こんな疑問にお答えしていきます。

 

この記事の内容

  1. 副業でせどりするだけでは個人事業主とはいえない
  2. 副業せどりで個人事業主になった後にやるべきこと
  3. 副業せどりで個人事業主になるときによくある質問

 

この記事の信頼性

  • せどり歴5年の専業せどらー
  • 個人事業主歴:3年
  • ビジネス雑誌掲載経験あり
  • 妻は元・税理士事務所社員

 

こんな私が解説します。

 

結論、副業せどりをしているだけでは個人事業主にはなりません。

 

個人事業主には開業届を提出することでなることができます。

 

副業でせどりするだけでは個人事業主とはいえない

副業でせどりするだけでは個人事業主とはいえない

 

理由:開業届を出していないから

税務署に開業届を出すことで個人事業主として認められます。

 

ですから開業届を出さずに副業せどりをしているだけでは個人事業主とは言えません。

 

じゃあ、何になるの?

 

  • A. 副業でお小遣い稼ぎをしているサラリーマン

 

ということになります。

 

雑所得と事業所得

収入には2つ種類があり、

  • 雑所得
  • 事業所得

 

があります。

 

  • 開業届を出していない副業せどらー:雑所得
  • 開業届を出して個人事業主になった副業せどらー:事業所得

 

というわけです。

 

ですから副業でせどりで稼いでいても、開業届を出していない限り、サラリーマンであることに変わりありません。

 

じゃあ、開業届を出して個人事業主になる必要はないの?

 

  • A. 必要ないですが、やっておいた方がメリットあります

 

節税のメリットあり

例えば、確定申告のとき。

  • 個人事業主になることで、青色申告ができるように
  • 青色申告することで、税金を安くすることができる

 

中には数十万円単位で納税額が変わる人もいるので、やっておくのがおすすめです。

 

この海洋届けを出すメリットについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
≫副業せどりに開業届は必要ないが出すことでメリットあり【節税可能】

 

良かったら参考にしてください。

 

副業せどりで個人事業主になった後にやるべきこと

副業せどりで個人事業主になった後にやるべきこと

 

3つあります。

  • ①:青色申告をするための事前申請
  • ②:青色申告をするための帳簿付け
  • ③:必要だったら税理士探しをする

 

①:青色申告をするための事前申請

青色申告するには、事前に税務署へ書類を出さなければいけません。

 

提出する期限が次のように決まっているので忘れずに。

  • 初めて確定申告する人▶︎開業届を出して2ヶ月以内
  • 去年、白色申告した人▶︎3月15日まで

 

初めて確定申告する人▶︎開業届を出して2ヶ月以内

つまり、開業届を出すと同時に青色申告の事前申請をしておくといいですね。

 

これで忘れることはありません。

 

去年、白色申告した人▶︎3月15日まで

すでに去年、白色で確定申告を済まされた方は、3月15日が事前申請の締め切りになります。

 

残念ながら過ぎちゃった方は、今年の分まで白色申告。

 

そして来年の分から青色申告、という風になります。

 

②:青色申告をするための帳簿付け

青色申告は白色申告と違い、より細かい帳簿付けが必要になってきます。

 

青色申告に必要な帳簿

  • 仕分帳
  • 総勘定元帳
  • 損益計算書
  • 貸借対照表
  • 確定申告書
  • 青色申告決算書
  • 控除証明書類

 

白色申告に必要な帳簿

  • 確定申告書
  • 収支内訳書
  • 控除証明書類

 

メリット受けられる代わりに、こうした手間がかかるのが青色申告です。

 

基本的に会計ソフトに日々の取引(売上や仕入れ、使ったけ経費など)を入力しておけば帳簿は作れますが、正直めちゃくちゃ面倒です。

 

ですから税理士と契約して丸投げするのをおすすめします。

 

③:必要だったら税理士探しをする

年間の費用は30万円ほど。

  • 30万円は高い! ▶︎ 自分で青色申告
  • それでも丸投げ ▶︎ 税理士を探す

 

30万円は高い! ▶︎ 自分で青色申告

この場合は会計ソフトが必要になるので、この3つの中から好きなのを選んでください。

  1. マネーフォワード クラウド確定申告:30日間無料でお試し可能
  2. freee:期限なしの無料プランでお試しできる
  3. やよいの白色申告:サポートが手厚く30日間無料で使える

 

おすすめはサポートが手厚い弥生会計ですけど、別に他のが悪いというわけではありません。

 

こちらの記事で詳しく解説してるので、良かったら読んでみてください。
≫せどりの確定申告おすすめ会計ソフト3選【無料のプラン・期間アリ】

 

それでも丸投げ ▶︎ 税理士を探す

丸投げしたい方は税理士紹介サイトに申し込んで探してもらいましょう。

 

この3つに登録していれば順番におすすめの税理士を紹介してくれます。

 

もちろん、完全無料。

 

費用は税理士さんが支払ってくれるので、こちらからの手出しは一切ありません。

 

詳しい探し方はこちらの記事で解説しているので、良かったら参考にしてみてください。
≫せどりに強い税理士の探し方【結論:無料紹介サイトに探してもらう】

 

副業せどりで個人事業主になるときによくある質問

副業せどりで個人事業主になるときによくある質問

最後によくある質問に答えていきます。

 

個人事業主になると副業が会社にバレるのでは?

 

バレませんよ。大丈夫です!

 

理由は個人事業主になっても税務署から会社に連絡がいくことはないからです。

 

バレるとしたら、確定申告のとき。

 

住民税の納付方法法を「自分で納付」にしておけば大丈夫です。

 

逆に「給与から天引き」を選んでしまうと、会社に通知がいってバレるので注意してください。

<参考元:知らなきゃ損する確定申告より>

 

個人事業主になるときは他にも手続きが必要?

 

必要ありません。開業届だけで大丈夫です!

 

ちなみに費用もかかりません。カンタンな必要事項を書いて提出すれば完了、10分くらいで終わります。

 

税金以外に個人事業主になるメリットってある?

 

次のようなメリットがあります。

  • 小規模起業共済に入れる
  • 屋号付き銀行口座が作れる
  • 給付金を受ける対象になる

 

小規模企業共済に入れる

個人事業主の退職金制度、です。

  • 毎月積み立てる
  • 毎月1,000円〜7万円掛けれる
  • 20年以上掛け続ければ増える

 

逆に20年以下だと元金割れすることもあるので注意してください。

 

私は30年スパンで考えており、返戻率160%超える見込みです。

 

こう考えると良い退職金だな、と思います。

<参考元:中小機構 小規模企業共済シュミレーションより>

 

屋号付き銀行口座が作れる

屋号付きの銀行口座だと、取引する相手も安心しますよね。

 

プライベート用とビジネス用で口座がわかれるため、お金の流れもカンタンに理解できます。

 

給付金を受ける対象になる

コロナ特別給付金といった国からの支援を受けることができます。

 

中には確定申告するだけで給付金を受けれるものもありますので、確認してみてくださいね。

 

以上になります。

 

結論、副業せどりやってるなら個人事業主になった方が良いと思いますよ。

 

お金稼ぐためにせどりやってるのに、税金たくさん払ってお金を減らす必要はないからですね。

 

そう思いませんか?

 

そう思ったら税務署に行って、開業届を提出しましょう。

 

無料ですし、10分程度で終わります。そのとき、青色申告の事前申請も忘れずに。

 

それではまた^^

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