現在のせどりとは、『お店で商品を安く仕入れてネットで高く売ること』です。
しかし元々は違っていたようで、wikiにはこうあります。
せどり(競取り、糶取り)とは、『同業者の中間に立って品物を取り次ぎ、その手数料を取ること。また、それを業とする人(三省堂 大辞林より)』
参考元:wiki せどり
今回は初心者向けに『せどりとは?』について網羅的に解説していきます。00
この記事の内容
- 【意味】せどりとは、お店で仕入れてネットで売ること
- 【歴史】江戸時代からあったというが真相は不明
- 【類義語】せどりは『物販・転売と同じ』と考えてよい
- 【メリット・デメリット】成果は出やすいが継続は難しい
- 【こんな方におすすめ】副業ですぐに結果を出したい人
この記事の信頼性
- せどり歴は4年、月粗利100万円ほど
- 雑誌に載った経験あり
- 24名所属のせどりコミュニティ運営中
こんな方におすすめな記事
- せどりのことについて全く知らない
- 副業探しててせどりにたどり着いた
- せどりにちょっと興味が湧いた
参考にしてもらえると嬉しいです🙇♂️
【意味】せどりとは、お店で仕入れてネットで売ること
近所のお店で商品を仕入れてネットで売る方法
店舗せどりと呼ばれる方法です。
近所のお店で売れなくて処分品になっている商品を安く仕入れ、ネットで高く売って利益を稼ぐやり方です。
本当に利益出るの?
A. 出ます
こちらのツィートをご覧ください。
結局、今日の見込みはギリギリ5万まで行ったんですが、内容は惨敗でしたね。
救われたのはただ1つの商品が大きかっただけです。
昨日は見込み20万を超える大フィーバーでしたが、今日はこんなもん、テンポせどりは運要素もかなり強いってわけです。
ま、明日頑張ります^^ pic.twitter.com/pN9ZsFBCsA
— ナカピラ@せどり🏃♂️×ブログ📖×アフィリ👟【毎日積み上げ中】 (@naka_pira) October 15, 2020
ドンキホーテで売っていた商品ですが、全然売れなかったのか550円の処分価格になっていました。
一方、Amazonでは8,000円もの値段で売られていますよね。
- 550円で仕入れる
- 8,000円で売る
- 手数料を差し引いて5,000円ほどの利益
これはほんの一例、他にも探せば探すほど『お店で仕入れてネットで売れる商品』は山ほどあります。
ネットのお店から商品を仕入れてネットで売る方法
電脳せどりと呼ばれる方法です。
楽天市場などのサイトで売られている商品を仕入れて、Amazonやヤフオク、メルカリなどで売るやり方です。
ネットで売られている価格に違いってあるの?
A. 全然違います
こちらの商品をご覧ください。
楽天市場で1,997円、複数買いで送料が無料になります。
一方、Amazonでは2,980円で売られています。
同じ商品でも1,000円ほどの値段差がありますよね。
こうして稼ぐやり方が電脳せどりです。
【歴史】江戸時代からあったというが真相は不明
次にせどりの語源について2つ話を紹介しますが、どちらが先かという根拠は見当たりません。
大して重要ではないので、「へぇ〜」くらいで思ってもらえれば大丈夫です。
みかんの相場で稼いだ話
話の概要
- 江戸時代、今の和歌山県でみかんが大豊作となる
- しかし、江戸に出荷しようにも嵐で困難になる
- 和歌山県ではみかんがあまりまくって大暴落
- 江戸ではみかんが届かず値段が暴騰
ここに商人が目をつけ、和歌山でみかんを買い漁って江戸でボロ儲けしたのが始まりと言われています。
ただこんなことは、大なり小なりいろんなところで昔からあったような気がしないでもないですね。
米の相場で稼いだ話
話の概要
- せどりは「糶取り」と書く
- 糶取りとは、「米を売りに出す」という意味
「貯蔵していた米を出荷して売りに出す」という行為が今の「せどり」へと変わっていったという話です。
これも真相は不明。
もしかしたら、当て字かもしれませんよね。
とりあえず、「へぇ〜」くらいで覚えておいて下さい。試験にも出ませんから。
【類義語】せどりは『物販・転売と同じ』と考えてよい
せどりはわかりやすく説明すると、『物販・転売』です。
どちらかというと『せどり=転売』というイメージ
個人がお店で仕入れてネットで売るという点で、物販というよりは転売といった方が近い気がします。
せどりやせどらー、転売や転売ヤーなどは個人に対して呼ばれ、同じことやっている会社をこういう風には呼びませんよね。
会社だったら事業内容を『転売事業』とは呼ばずに『物販事業』と呼ぶはずです。
持論:せどらーは転売ヤーではない
世間のイメージの問題です。
- 転売ヤー:悪いイメージ
- せどり:何それ?というイメージ
転売ヤーは人気商品で利益を得る
- ジャニーズにチケット
- マスク
- 任天堂Switch
- PS5
こうした超人気商品・必需品を買い占めようとするのが転売ヤー行為だと私は考えます。
- モラルに反した転売行為
これやった時点で転売ヤー認定ですね。
せどらーは三方良しで利益を得る
三方良しとは、
- お店も喜ぶ
- お客さんも喜ぶ
- 私たちも喜ぶ
このような三者全員に対してメリットがあるやり方です。
- お店も喜ぶ:売れ残りが売れて嬉しい
- お客さんも喜ぶ:探してた商品が手に入って嬉しい
- 私たちも喜ぶ:利益が入り、全員が喜んで嬉しい
これが私の持論なのですが、おそらくせどりやったことない方には伝わりにくいかもしれません。。
とりあえず、端的にいうと『せどりって転売のこと』くらいで覚えておいてください。
【メリット・デメリット】成果は出やすいが継続は難しい
せどりのメリット
- ・結果が出やすい
- スマホ1台で始めることができる
- 時間を選ばずにできる
結果が出やすい
商品を仕入れて、家に帰る途中で売れるほど即金性があります。
何がたまんないって、
仕入れてすぐ出品して、
帰りの車の中で売れることっすよ。
— みすと@ミッドナイトせどらー (@ptgrswtch) October 24, 2020
- 利益商品を探す
- 人気商品を仕入れる
- 買った瞬間に出品する
- 売れる
現実にこんなことが可能です。
ここまで即金性の高いものはなかなかありません。
スマホ1台で始めることができる
必要なのはスマホのみ。
本格的にせどりを始めるならもう少し用意するものがありますが、「せどりをまずやってみる」のならこれでOKです。
こちらの記事ではそんなスマホ1台でせどりをやる方法について詳しく解説しています。
≫せどり初心者は何から始めるべきか【まずは仕入れに挑戦してみよう】
よかったら参考にしてみてください🙇♂️
時間を選ばずにできる
電脳せどりであれば、ネット仕入れですのでいつでもやることができます。
- 会社への移動時間
- 会社の昼休み中
- トイレに入っている時
- 寝る前
隙間時間さえあればスマホを開いてすぐできるので便利です。
今日の昼休みはどこに行こうか
— みっつ (@tack00011) October 22, 2020
最初はなかなか見つけるのに苦労しますが、なれればサクサク見つかるようになります。
ぜひ挑戦してみてください。
せどりのデメリット
- 仕入れる資金が必要
- 売れ残ったら赤字になる
- 一度始めるとやめるのが大変
仕入れる資金が必要
売るためにはまず仕入れないといけませんから、仕入れるための資金が必要です。
A. 3万円くらいで始めたらいいでしょう
最初からドカンの資金を用意する必要はなく、3万円くらいで大丈夫です。
低単価な商品を仕入れて、まずはネットで売ることに慣れると面白くなってきます。それこそ中古本やスマホケース、スマホフィルムなどを数百円で仕入れてみてください。
せどりの楽しさが理解できると思います。
売れ残ったら赤字になる
「売れる!」と思って仕入れた商品でも、実際売ってみたら売れずに赤字になることがあります。
しかし、心配なし。
トータルで黒字になればいいわけですから、1点〜2点の赤字は許容範囲です。
せどりを数年やっている方でも赤字商品を仕入れることはザラ。
それ以上に稼げる商品の方が断然多いので、あまり心配するところでもないような気がします。
一度始めるとやめるのが大変
やめようと思っても、在庫を抱えているとなかなかやめられません。
- ・赤字で売る
- リサイクルショップに売る
- 仲間に引き取ってもらう
こういうことをしないとやめられなかったりするので、これもデメリットの1つです。
おすすめは3つ目の仲間に引き取ってもらうことですかね。
普段からせどり仲間を作っておくと、いざという時に力になります。
一応、やめようと思った時に対処法をこちらの記事で解説しています。よかったら参考にしてみてください。
≫せどりをやめたい時の対処法【結論:仲間の力を借りれば解決可能】
【こんな方におすすめ】副業ですぐに結果を出したい人
せどりでうまくいく人って、せっかちな人が多い気がします。
- 儲かると思ったらとにかく行動する人
- 利益商品があるとわかればウズウズする人
- 結構時間がある人
- 生活が結構いっぱいいっぱいな人
私は経済的に詰みかけたので始めました
私がせどりを始めたきっかけはこちらの記事で詳しく紹介しています。
≫副業でせどりを始めたきっかけ【サラリーマン時代は辛かったです】
結論から言うと、『お金に困りそうだったから』です。
こうした危機感ってかなり重要で、行動するための原動力になるので少しはあった方がいいかもですね。
経済的に自立した友人に勧めても見向きもされなかった
せどりを楽しそうにやってる私をみて、何人かの友人が興味を示しましたが結局やりませんでした。
理由は、経済的にそこまで困っていないから。
こんな人は逆にこうどうしないので、「ちょっと小遣い稼ぎでも・・・」みたいな意識でせどり始めても長続きしません。
- 貪欲で
- 結構ガツガツくる人
こんな人はだいたいうまくなって稼いでいきます。
以上が『せどりとは?』についての解説でした。
『せどり=転売』というと悪いイメージ持たれるかもしれませんが、生活していて「あいつ転売屋だ!」なんて言われたことはありません。
商品買ってくれたお客さんからは感謝されることが多いので楽しいし、やりがいもあります。
「まずはちょっとやってみよう」こんな感じで始めてみてはいかがでしょうか?
せどりは宝探しみたいで楽しいですよ。それではまた^^