せどりで独立してる人は多いけど、中でも「失敗した!」って方もいるのかな?
いったい、どういう失敗しちゃったんだろう??
こんな疑問にお答えします。
この記事の内容
- せどりで独立して失敗した3つの実話
- 独立して失敗しないための守るべきルール
- せどりで独立するために必要な考え方
この記事の信頼性
- せどり歴5年の専業店舗せどらー
- せどりコミュニティ運営中
- 雑誌に載った経験あり
- 独立して子供3人を子育て中
せどりで独立して失敗した人は成功している方以上にたくさんいます。
失敗した人は”こっそり消えていく”のでわかりづらいんですよね。
今回はそんな消えていった人たちを例に、せどりで独立して失敗したエピソードについて解説していきます。
とはいえ、『せどりの独立=失敗例が多い』というわけではありません。
- 守るべきルール
- 身につけるべきスキル
- 失敗しないための考え方
ここを身につけておけば失敗というほどの大けがを負うことはないでしょう。
こんな方に向けて、失敗談を元に『そうならないためのやり方』をお伝えしていきます。
ぜひ読んでもらえると嬉しいです🙇♂️
せどりで独立して失敗した3つの実話
- Aさん:お金が想像以上に残らずに挫折した話
- Bさん:Amazonから垢版されて失敗した話
- Cさん:情報発信で信用なくして業界から消えた話
Aさん:お金が想像以上に残らずに挫折した話
おそらく、このパターンの方がほとんどかと。
独立した経緯
副業時代、粗利で50万円近くの数字を上げて独立を決意。
そう思って独立するも、家族を養うだけの【現金】を残すことができずに失敗した人の話です。
『粗利=自分の利益』と勘違いしたのが原因
- 副業で粗利50万円稼いだ実績(事実)
- 本業にしたら月100万円は稼げる(予測)
副業で50万円稼いだのは素晴らしいですよね。
確かにこの数字が『本物』であれば、この方は独立して失敗することはなかったとはずです。
しかし、失敗した。
その原因は『粗利』で自分の力を過信してしまったからです。
粗利は純利益ではない
当然のことですが、粗利は純利益ではありません。
さらにいうと、『粗利=銀行口座に残る(増える)お金』でもありません。
ここをアタマではわかっていても、勘違いする人が多いんですよね。
粗利50万円はどこへ消えた?
では稼いだはずの粗利50万円はどこに消えたのでしょうか?
考えられるパターンは次の通り。
- 仕入れで消えていった
- 経費で消えていった
- 粗利がそもそも間違っている
『このうちのどれか』というよりも、この方の場合は『すべて』に当てはまったんだと思います。
- 仕入れ=利益以上に仕入れをする
- 経費=送料、備品代、ガソリン代、手数料など
- 粗利=計算方法が間違っている
やはり多いのは【1. 仕入れ】でしょうね。
おそらく、この方は在庫金額が右肩上がりに上がっていったんだと思います。
だから現金が残らない。
結果、生活資金が手元に残らず、独立に失敗したというわけです。
Bさん:Amazonから垢版されて失敗した話
規約違反で退場させられたパターンです。
独立した経緯
もともと他のビジネスをされており、副業としてせどりを始められました。
持ち前の行動力でメキメキと実績を積み上げられ、1年後には月商1,000万円をあげるまでに成長された方です。
この頃にはすでに本業と副業が入れ替わり、せどりが本業になってましたね。
しかし、突然の垢版で閉店
とある理由で『規約違反で垢版』されたという話を聞きました。
怖すぎますよね。
- 他人のプラットフォームに依存する
Amazon、ヤフオク、メルカリ、どれもそうですが全て他人の土俵です。
こう言われたらおしまいです。
- ルール、規約を守る
- 違反が起こったら最優先で解決する
これが鉄則です。
垢版されたその後
なんと、不死鳥のように家族のアカウントを新規作成しせどり業界に復帰してきました。
執念、ですね。苦笑
Cさん:情報発信で信用なくして業界から消えた話
コンサル生を金ヅルにして信用を失い、消えた方の話です。
独立した経緯
もともと電脳せどりを行なっており、刈り取りメインで稼がれていた方です。
- 刈り取りにめっぽう強い
- パソコンにも強い
- 当時は珍しかった女性せどらー
このようなステータスだったので情報発信でも大きな成果を出し、なかなかの実力者だと思っていました。
『情報発信して成功したまで』は良かったが
失敗した原因はコンサル生を金ヅルにしたことです。
- 独自に作成したツールを売りつける
- ネズミ購の商品を売りつける
- 追加コンサルといってお金を巻き上げる
- 規制解除するための書類を違法作成する
とにかく、でたらめでしたね。
- 1回目のコンサル募集で大成功
- 2回目のコンサル募集で激減
- 3回目のコンサル募集はナシ
今では完全に業界から消えてしまいました。
この方の場合、失敗というよりも自滅といった方が正確かもしれません。
人を裏切ったら次はない
- 商売は信用が命
独立は自由になることかもしれませんが、客商売であることは間違いありません。
『儲ける=信じる者』と書きますよ。
信じてお金を払ってくれた方を裏切ったら次はない、という教訓ですね。
以上3人の失敗したパターンを紹介してきました。
- Aさん:お金の計算ができずに失敗
- Bさん:ルールが守れずに失敗
- Cさん:人の信用を裏切って失敗
次の項目では、『せどりで独立しても失敗しないためのルール』を解説していきたいと思います。
独立して失敗しないための守るべきルール
- ルール①:お金を守る
- ルール②:規約を守る
- ルール③:信用を守る
ルール①:お金を守る
- 生活費を確保し、残ったお金で仕入れする
これですね。具体的な方法はこちらの記事で詳しく解説しています。
≫せどりでお金が残らない時の原因と対処法【入金→振り分けで即解決】
入金→生活費の確保を行う
さきほどご紹介した通り、出たはずの利益が消える原因は『余計な仕入れ』が原因です。
そうさせないために、次のルールを守るといいでしょう。
- 入金されたらまず生活費を別口座に移す
- 仕入れは現金で行う
これを実践すれば、「生活するお金が残ってないんだけど…」という失敗を防ぐことができます。
クレカのポイントがもったいないよ!
確かにこんな意見もあるかと思います。
しかしご安心を。
冷静になってクレカのポイント還元率をみると、現金仕入れしても対して還元率に差はありません。
クレジットカードの還元率
- 0.5%〜1.5%
平均はこの幅に収まります。
ただし例外もアリ。
- 楽天市場の仕入れを楽天カードで行う:2%〜
確かに、楽天市場でポイント目的に仕入れをする方はどうしても楽天カードでの仕入れの方がメリットありますね。
しかし、それ以外の店舗せどりや電脳せどりではクレカ支払いも現金支払いも対して差はありません。
現金支払いでもポイントはもらえる
例えばドンキ。
プラチナ会員になると現金チャージするだけで5%還元されます。
強烈ですよね。汗
他にもイオン。
イオンカード払いではなく、電子マネーWAON支払いで同じポイントを還元してもらえます。
さらにいうならPayPay支払い。
上限は15,000円/月になりますが、PayPayに現金チャージして支払うことで最大1.5%の現金還元を受けることができます。
このように、クレカ支払いと現金支払いには大きな差はありません。
そもそもせどりは『ポイントを稼ぐこと』が目的ではないですよね。
独立して失敗するリスクを考えるなら【現金仕入れ】に切り替えていくのがおすすめです。
※ お金の守り方はこちらの本から学ぶことが可能。
読むことで、『確実に銀行口座にお金が貯まっていく方法』が身につきます。
ルール②:規約を守る
当然ですよね。
これさえ守れないようなら、独立以前の問題です。
知らずに違反したら、最優先で解決する
それでも『知らずに規約違反してしまった』という場合があるかと思います。
そんなときはとにかく最優先で解決にあたることですね。
放置するから垢バンされる
よほどの理由がない限り、それぞれのプラットフォームは垢版対応してくることはありません。
- 『こんな違反がみつかったので、すぐに対処してください』
このように前振りがあるはずです。
こんな自分勝手な判断をすると足元をすくわれます。
- 常にクリーンなアカウント健全性を保つ
これを忘れないでください。
ルール③:信用を守る
ビジネスに関わる全ての人の信用を守るようにしてください。
- 商品買ってくれたお客さん
- 仕事をサポートしてくれる外注さん
- 仕事を委託した税理士さん
- 家族
全て、です。
信用を失うのは一瞬
オトナですのでわかりますよね。
- ごまかそうとする
- 失敗、過ちを認めない
- 裏切る
信用を失うと業界から消えてしまいます。住む世界が狭まくなるだけじゃなく、『詐欺師』のレッテルまで貼られますので注意してください。
理不尽なクレームへの対処
確かに、腹が立つこともあるでしょう。
こうして怒っても何も解決しません。
- 問題が起こったら、波風立てずに解決させる
これが長く健全なアカウントを保つための秘訣です。
特に他人のプラットフォームに依存している状態であれば、常に冷静になって対処することをお忘れなく。
せどりで独立するために必要な考え方
せどりで独立を考えるにあたって、確かに不安になることはありますよ。
私も実際そうでした。
- 家族を養えるのか?
- これまで以上にせどりで稼げるのか?
- ライバルは増えたりしないか?
- もし、失敗したらどうしよう
あなたと同じようにこんなことを思っていました。
『今』をじっくり分析して考える
それでも独立に踏み切ったのは、『今の仕事』にこれ以上の成果が期待できなかったからです。
- 30代で手取り20万円以下
- 昇給の資格試験が受けられなくなる年齢
- このまま働いても年収600万円が限界
- 働いていてもやりがいを感じない
- 1個200円の商品を往復2時間かけて配達する仕事
これに我慢ができなかったからです。
これを冷静に考えた結果、答えを出すのは簡単でしたね。(今書いてもそう思います。笑)
≫せどりを始めた詳しいエピソードはこちらから
どうせ思った通りにはうまくいかないと考える
最初から諦めていれば、独立して成果ができなくても納得できます。
逆に期待しすぎると『期待した成果が出なくて失敗』と勝手に失敗マインドになってしまいます。
何事もそう簡単にはうまくいきませんよ。
せどりを始めたばかりの時もそうじゃなかったですか?
1日1個の宝探しを繰り返したはずです。
- 最低限の生活費
まずはこれを稼げればいいじゃないですか^^
その生活費を残す方法は先ほどご紹介した通り、入金があったら最初によけとけば安心です。
せどりをゴールにしてはいけない
考え方の中ではこれが1番大事ですね。
せどり以外の収入の柱を作る
先ほど紹介したBさんのパターンですよ。
いきなりの退場を言い渡されることもあるわけです。
- たくさんの収入源
これを作るようにしてください。
たくさんの収入源:なんでもOK
- ブログアフィリエイト
- 情報発信からのコンサル
- 物販への展開(メーカー・卸仕入れ)
- 自社ECサイトの作成
- オリジナル商品の販売
なんでもOKですよ。
理由は多ければ多いほど安定するからです。
せどりはゴールではなく、通過点
せどりは稼げます。これは間違いありませんね。
しかし、これからはわかりません。
何度もいう通り、他人のプラットフォームを利用した商売だからです。
- さらなる目標がある方はそれに向かって
- 目標がない方はせどり以外の目標を探す
1日でも早く、せどりに依存しなくてすむ生活を目指しましょうね。
- 月に10万円稼ぐ収入の柱を10本
これで月収100万円です。
副業せどりで月に50万円稼げたんですから、なんかいける気がしませんか?
ご安心を、せどりでここまで実績を上げたあなたならきっと実現できるはずです。
最後のまとめ
せどりで独立して失敗するパターン
- お金の計算ができずに失敗する
- ルールを守れずに退場→失敗する
- 人を騙して失敗する→自滅
そうならないために
- 入金されたら最初に生活費をよける
- ルールを守り、違反したら即対応
- 信用を最優先に守る
少しでも参考になれば嬉しいです。
それではまた^^