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副業せどりに関わる税金について【結論:知識がないなら税理士に依頼】

 

こんにちは、ナカピラです^^

先日、こんなメールのやりとりをしていました。

 

税理士探しの相談メール

  • 白色申告を丸投げしたい
  • 青色申告の相場が知りたい

 

そして私の回答がこちら。

 

  • 白色申告で丸投げ:10万円以内で探せる
  • 青色申告の相場:20万円ほど

 

こんな感じです。

 

振り返ってみると、妻が税理士事務所で働いていたことがラッキーだったのかもしれません。

  • 最初から税理士に依頼した
  • 妻が働いてなかったらケチってたかも
  • 白色申告でも会計ど素人には苦痛

 

この経験より『副業せどりも税金のことは税理士さんに任せた方がいいんじゃないかな」こう思います。

 

今回はメールをくれたこの方のように『副業せどりの税金について悩んでる方向け』に解説していきます

 

この記事の内容

  • 副業せどりに関わる税金について
  • 副業せどりの税金は税理士に依頼
  • 税理士の探し方【無料でできる】

 

この記事の信頼性

  • せどり歴7年の自営業者
  • Twitterのフォロワー1,000人ほど
  • 税金のことは税理士に全てお任せ

 

こんな私が解説するので、信頼性はあるかと思います。

 

※ 副業でポイントせどりをしている方にはこちらの記事がおすすめです。
ポイントの基礎知識は知っておいた方がいいので、ぜひこちらの記事も読んでみてください。
≫ポイントせどりにかかる税金について【基礎知識と計算方法を解説】

 

副業せどりに関わる税金について

副業せどりに関わる税金について

 

2つあります。

 

  • ①:所得税
  • ②:消費税

 

副業せどりに関わる税金①:所得税

所得税とは、『あなたが稼いだお金にかかる税金』です。

 

比率は稼いだ金額によって異なり、このようになってます。

<参考元:国税庁『所得税の税率』より>

 

所得税の計算方法:年収500万円の場合

  • ①:あなたが本業で稼いだ給料:400万円
  • ②:あなたが副業で稼いだ利益:100万円

 

この2つを足した金額(500万円)に『20%』の税率がかかり、

 

  • 500万円 ×  20% = 25万円

 

このように計算されます。

 

所得税の納付方法

2回に分けて納付します。

 

  • 申告した翌年の7月
  • 申告した翌々年の1月

 

口座引き落としが便利です。最初に設定しとくと良いでしょう。

 

副業せどりに関わる税金②:消費税

年間の売上が1,000万円を超えると納付する義務が生まれます。(課税事業者)

 

副業でも専業でも一緒です。

 

もちろん、1,000万円以下なら納付する必要はありません。

 

消費税を納付するタイミング

1,000万円を超えた年から数えて2年後にはじめて納付します。

 

  • 今年:払わなくてよい
  • 来年:払わなくてよい
  • 再来年:払わなければならない

 

こんな感じのサイクルです。

 

一度課税事業者になると戻れない

一度課税事業者になると、毎年納付しなければいけません。

 

去年は1,000万円売ったけど、今年は1,000万円売れなかった!

 

こんな場合でも納付しなければいけません。1,000万円超えるタイミングはよく考えましょう。

 

消費税の計算方法

  • 納める消費税 = ①あなたが受け取った消費税 - ②あなたが支払った消費税

 

これを覚えておけば大丈夫。

 

『消費税 = 10%を納めないといけない』わけではないのでご注意を。

 

目安としては売上の2%ほど。毎月の売上の3%を消費税の納付分としてよけておけば安心でしょう。

 

『消費税課税事業者届出手続』を忘れずに

売上が1,000万円超えたら課税事業者になるために手続きしないといけません。

 

税務署でできるので、お忘れなく。

 

納めるためには確定申告が必要です

全体の流れは次の通り。

 

  • ①:年間1,000万円以上を販売
  • ②:12月末で締めて3月に申告
  • ③:4月に消費税の一括支払い
  • ④:2回に分けて所得税を支払う

 

大事なのは『②:申告』ですね。

 

確定申告はせどりの通信簿

あなたの『せどりの成績』を振り返る作業です。

 

  • 1年間の売上をまとめる
  • 1年間の仕入をまとめる
  • 1年間の経費をまとめる
  • 1年間の利益を計算する

 

こんな作業ですね。

 

やり方は2通りありますが、初年度は白色申告です。

 

白色申告のやり方

こちらの記事で解説しているので参考にしてください。
≫せどり初心者向けに白色申告のやり方を解説【ソフト使えば簡単です】

 

  • 会計ソフトを導入する
  • 項目に沿って打ち込む

 

これで出来上がるので簡単です。

 

以上が『副業せどりに関わる2つの税金について』の解説でした。

 

よしっ!自分で確定申告に挑戦してみよう!

 

こう思われる方はここまでの記事を読んでもらえればOKです。

 

次の項目は、

 

とはいっても全然会計知識なくて不安なんだけど…

 

このように思ってる方向け。

 

当てはまる方のみ読み進めていってください。

 

副業せどりの税金は税理士に依頼

副業せどりの税金は税理士に依頼

 

はじめての確定申告、不安だなぁ。

何からやったらいいかわかんないし、やったことがあってるのかさえもわからない。

どうしよう…

 

このように思ってる方は税理士に依頼しましょう。

 

副業せどりでも税理士に依頼する理由

2つあります。

 

  • 理由①:いろいろもったいない
  • 理由②:間違ってる可能性が大

 

理由①:いろいろもったいない

  • 1年分のレシートや売上をまとめる
  • 1枚1枚確認して仕入れと経費にわける
  • わけたものを月別、日別に入力していく
  • 経費を仕訳して入力していく
  • どの仕訳に入るかわからないから混乱
  • ストレスを抱えるし、時間を失う

 

これだけの作業が必要です。

 

  • 時間を失う
  • ストレスを感じる
  • 処理する時間で仕入れした方が良い

 

こう思いませんか?

 

白色申告なら10万円以下。

 

何日も時間を潰して確定申告作るより、その時間で仕入れした方が10万円以上稼げるのではないでしょうか?

 

理由②:間違ってる可能性が大

そもそも初心者が作ったものがあっているかさえも微妙なところ。

 

確定申告には正解がないので、提出したらそのまま受理されます。

 

間違いを指摘されることがないので、あっているかどうかさえわからないのです。

 

初心者がはじめて作る申告書、間違っている可能性は大です。

 

税理士への相談は無料

だから最初の確定申告から税理士に依頼するのをおすすめしてます。

 

相談は無料

弁護士は相談だけでもお金取るとこありますけど、税理士は基本、相談無料です。

 

費用はどのくらいかかるんだろう?

 

素直に聞いてみるといいでしょう。

 

中には「毎年依頼してくれるのなら…」といって5万円以下の格安で受けてくれるところもあります。

 

税理士さんによって値段が全然変わってきますので、最低3人以上の税理士さんと面談してみるのがよいでしょう。

 

相談する時に準備するもの

  • 売上データ
  • レシートの枚数(だいたいでOK)

 

これですね。

 

すでに会計ソフトを入れている場合はそれも伝えてください。

 

おそらくスタバかどこかで面談することになるとは思いますが、コーヒー代も自分の分だけで大丈夫です。

 

その場で即決しない

相談して「この方なら条件も人柄も良さそうだなぁ」と思っても、即決してはいけません。

 

失敗経験があるのでお伝えしておきます。
≫税理士を変えたいと思い、動いてみた【費用が8万円浮いて内容充実】

 

さきほどお伝えした通り、最低3人以上との面談が必要。

 

それでも「いまいちだなぁ…」と思ったらその中から選ぶ必要もありません。

 

  • 自分が納得するまで税理士さんを探す

 

これが大事です。

 

税理士の探し方【無料でできる】

税理士の探し方【無料でできる】

 

税理士さんってどうやって探すの?

 

最後にこの疑問にお答えします。

 

税理士紹介サイトに登録して無料で紹介してもらう

これですね。

 

 

この3つ、どこでもOKです。

 

規模が大きいのが『税理士紹介センター』、有名なのが『税理士ドットコム』ですかね。

 

『税理士紹介エージェント』は契約には至らなかったですが、対応がよかったのであげておきました。
≫税理士紹介エージェントの口コミと評判について【残念なのは1点のみ】

 

※ 税理士ドットコムの評判もこちらの記事で解説しています。

 

税理士費用を払うのがもったいないと思ってました

せどりの副業を始めたての頃、税金のことなんて全然わかりませんよね。

 

私もそうでした。

 

幸いにも妻が税理士事務所で働いていたので救われましたが、もしそうでなかったら混乱してたと思います。

 

それに税理士費用を払うのがもったいない気がして。

 

今では『必要経費』と割り切れますが、最初の頃は利益が減るのが嫌でした。

 

  • 物事を合理的に考えられるかどうか?

 

これが成長の鍵になるのではないか?と今は思います。

 

良い税理士さんが見つかることを祈ってますし、いつでも相談に乗りますよ^^

 

それではまた^^

 

-せどり

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