せどりの確定申告は税理士さんにお願いした方がいいのかな?
どんなメリット・デメリットあるんだろう?
頼むとなると、どうやって探せばいいのかな?
こんな疑問にお答えします。
この記事の内容
- せどりの確定申告は税理士に丸投げすべき3つの理由
- せどりの確定申告を税理士に頼むデメリット
- 修行のためなら自分で確定申告するのもアリ
この記事の信頼性
- せどり歴4年・月粗利は100万円ほど
- 2度自分で確定申告し、消耗した経験あり
- 顧問契約を結び、年間35万円で丸投げ中
こんな『天国と地獄』を味わった私が解説します。
結論、せどりの確定申告は税理士さんに丸投げがベストです。
税理士費用は年間30万円ほど掛かりますが、経費にもなり、実質無料にすることもできます。
≫せどりの税理士費用について【年間30万円ほどで全ておまかせ】
今回はそんな経験と情報を元に解説していきます。
せどりの確定申告は税理士に丸投げすべき3つの理由
- 理由①:確定申告の心配をしなくてよい
- 理由②:時間を浮かせることができる
- 理由③:納税額を節税によって低く抑えられる
理由①:確定申告の心配をしなくてよい
どんなズボラーさんでも、確定申告の心配をしなくて済みます。
税理士さんに丸投げしてしまえば、やることは2つだけです。
- レシートを月別にまとめて提出する
- 期末に棚卸をする
これさえやっておけば、あとは全自動で税理士さんがやってくれるので何も心配する必要はありません。
年末が近づくにつれ、貯まったレシートに呆然とすることはもうありません。
時間を浮かせることができる
税理士さんに丸投げすることで、今まで仕分け・入力に使っていた時間がゼロになります。
確定申告の準備におよそ1ヶ月掛かりました
自分で確定申告を2回したのですが、それぞれおよそ1ヶ月ほど時間が掛かりました。
- 仕分けがわからない(忘れた)
- 入力方法を勉強しながらやるので時間がかかる
- 青色申告なので入力する内容が細かい
1日の売り上げ、仕入れ、経費を日数分入力していかなければなりません。しかも、出来上がったものが合ってるかどうかさえもわかりません。
そんな作業を1ヶ月間毎日繰り返し、消耗しました。
浮かせた時間で仕入れができる
1ヶ月間丸々働けば、税理士費用は稼ぐことができます。
- 1ヶ月間ストレスを抱えながら税理士費用をケチって自分で申告するか
- 35万円支払ってノーストレスで働き、稼ぐか
これで前者を選択するという方はいないでしょう。もし万が一いたとしても、次のメリットを聞けば考えが変わるはずです。
納税額を節税によって低く抑えられる
- 節税アドバイスにより、納税額を低く抑えられる
実質、税理士費用は無料です
仮に35万円支払って税理士さんと顧問契約を結んだとします。
その結果、納税額が通常よりも35万円以上安くなったとしたら、どうしますか?
そう、税理士費用が実質無料になるということです。
脱税ではなく、節税方法を教えてくれる
税理士さんは税のプロです。
税の仕組みを熟知し、私たち素人が知らないような節税方法をアドバイスしてくれます。その結果、自分で確定申告して出された納税額よりも低い金額で納税することができるのです。
実際、私もその経験者です。
顧問契約を結んだ後、提出してくださいといわれた書類を提出し、納税額を計算してもらいました。
その後、「こんな書類もないですか?」というアドバイスのもと、追加で書類を提出し、納税額を節税することができたのです。
- ストレスフリー
- 時間は浮く
- 費用は実質無料になる
これらのことから、税理士さんを雇わない理由が見つかりません。
せどりの確定申告を税理士に頼むデメリット
- 年間30万円ほどの経費がかかる
- 預貯金や収入を全て知られる
- 厳しい意見をズバズバ言われる
年間30万円ほどの経費がかかる
全て丸投げすると、年間で30万円ほどの経費が掛かります。
しかし、月に換算すると2万円ほど。あとは確定申告代行手数料として10万円ほど掛かるだけです。
先ほどお伝えした通り、空いた時間でせどりもできるし、節税のアドバイスもしてくれるので必要経費です。
預貯金や収入を全て知られる
節税アドバイスをもらうため、生活費などを管理している預金通帳も全て提出しなければいけません。
その結果、家庭の収入・支出が全てわかり、経済状況が丸裸にされます。
しかし、これも丸裸にされたところで問題が起こるわけではありません。
ただ、プライベートなタンス貯金を知られたくない方は、ここがネックになるかもしれません。
厳しい意見をズバズバ言われる
当然ですが、出たままの数字・結果を告げられます。
「利益でてませんね」
「このままじゃ、まずいですね」
結果次第では、冷静に残酷な言葉で宣告を受けます。
粗利15%でショックを受ける
私も最初の確定申告後、税理士さんに「利益率、15%以下ですね」と言われた時はショックでした。
頭の中では平均である20%はあるだろうと考えていたからです。
もちろん、そこから改善して今があるわけですが、悪い結果を告げられるのはやはり辛いものがあります。
ナカピラさん、赤字じゃないですか?
こうも言われました。
よくよく聞いてみると、どうやら他のお客さんの帳簿と見間違えたようです。
本当に心臓に悪く、勘弁してもらいたいものです。
修行のためなら自分で確定申告するのもアリ
自分で確定申告するならソフトが必須
おすすめの会計ソフト
基本どれでも大丈夫ですが、マネーフォークラウドでしたらAmazonのシステムとリンクでき、売上データを自動的に取り込むことができます。
e-Taxで申告する時の注意点
e-Taxで申請しないと、65万円分の青色申告の特別控除を受けることができません。
e-Tax申請するのに必要なもの
- 会計ソフト
- マイナンバーカードもしくは住民基本台帳カード
- ICカードリーダー
これらを準備の上、事前に税務署へ『電子申告等開始届出書』を提出しなければいけません。
青色申告自体も、今年分の申請は前年のうちに手続きをしなければいけませんので、もしやっていない方は本年度分は”白色申告”になります。
毎日記帳する習慣を付ければかなり楽
毎日の売上や仕入れの状況を日計表に記帳することで、確定申告ギリギリになって慌てることを防げます。
確定申告が辛いのは、レシートをためたり、それまで何もせずに放置するからキツくなるのです。
毎日のデータをきっちり会計ソフトに入力してさえいれば、私のように消耗することもないでしょう。
※ せどりの仕分けについては、こちらの記事で解説しています。よかったら参考にしてみてください。
≫【確定申告】せどりの経費で落とせるものを勘定科目と合わせて解説
チェックだけでもお願いするのがおすすめ
完成したら、申告書類が合っているかどうかだけのチェックを税理士さんにしてもらいましょう。
「知らなかった」では済まされないのが大人の世界、ここだけでもしっかりやっておくと安心です。
自分で提出したら穴だらけでした
そういう私も、これまで2回作った申告書は、チェックしてもらうことなく提出していました。
その結果、今の税理士さんから「全然間違ってますね、こっちで修正しておきます」と言われました。当然ですよね、素人がいくら自分で完璧だと思っても、100%合っているはずがありません。
それほど大変な書類ですので、自分で作る際は充分覚悟して作るようにしましょう。
確かに、勉強にはなります。
以上が『せどりの確定申告を税理士に丸投げした方がよい3つの理由』でした。
ここで「やっぱり税理士さんに任せようかな」と考えられた方は、こちらの記事で税理士さんを無料で探す方法を紹介していますので参考にしてみてください。
≫せどりに詳しい税理士の探し方【おすすめは無料サイトの紹介です】
こちらの記事ではせどりに関する税理士さんの情報をまとめています。費用の相場などを知りたい方はこちらの記事も読んでみてください。
≫【まとめ】せどりの税理士について【相場・費用・探し方を徹底解説】
それではまた^^