こんにちは、ナカピラです^^
せどり用に楽天カードを作るとき、【楽天プレミアムカード】を最初から作った方がいいの?という悩みに答えていきます。
この記事の内容
- 楽天プレミアムカードはいきなり作らない方がよい理由
- せどり初心者におすすめは楽天カード
- 楽天ゴールドカードとの比較
- 楽天プレミアムカードを作るときの判断基準
この記事の信頼性
- せどり歴は4年ほど
- 週3稼働で月粗利100万ほど
- 雑誌に載った経験あり
結論、楽天カードはいきなりプレミアムカードを作る必要はありません。
楽天市場で買い物するとポイント4倍は魅力ですが、せどり初心者はなるべく【経費控えめ】がベスト。
年会費無料の楽天カードか、こちらの記事で紹介している年会費無料のクレジットカードを最初は選ぶのがおすすめです。
≫【せどり初心者向け】楽天カードを種類別に解説【おすすめあり】
楽天プレミアムカードは月商100万超えたあたりから検討すると良いでしょう。
楽天カードの年会費(ゴールド:2,200円・プレミアム:11,000円)はクレジットカード登録完了後すぐに引き落とされます。
最初はできるだけ仕入れる資金に回した方が良いですし、稼げるようになるかわからない時点で経費かけるのはギャンブルですからね。
この記事ではこのように【プレミアムカードはいきなり作らない方がよい理由】と【どういうステップで作ると良いのか】を解説します。
楽天プレミアムカードはいきなり作らない方がよい理由
- 理由①:年会費が高い
- 理由②:せどり初心者の実力に見合わない
- 理由③:特典がせどりにあまり関係ない
理由①:年会費が高い
- 楽天プレミアムカードの年会費:11,000円(税込)
月に換算すると917円。
ポイントでペイするには、楽天市場で月に18,340円以上買うか、他の店舗で月に91,300円分仕入れなければいけません。
初心者の方にはちょっとキツイですよね。
楽天プレミアにも年会費がかかる
- 楽天プレミアの年会費:3,900円(税込)
あまり知られていませんが、楽天プレミアムカードには【楽天プレミア】という特典があります。
楽天プレミアとは、楽天市場内で買い物すると以下の特典が追加されるサービスです。
- 送料有料の2,000円以上の指定商品:送料分がポイント還元(500円が上限)
- 送料無料の2,000円以上の指定商品:獲得ポイントが2倍(500円が上限)
- 楽天グループ内でプレミア特典が受け取れる(ブックス・トラベルなど)
- プレミア会員限定で特別クーポンがもらえる(楽天市場内)
楽天プレミアムカードを申し込んで1年間は自動でついてくるサービスですが、1年すぎると継続手続きして年会費を払わないことには利用できなくなってしまいます。
500円分のポイント還元が月に10回まで利用できるということで、フルに使えば毎月余分に5,000円分のポイントを獲得することができます。
年換算すると6万円。
かなりお得なサービスですが、やはりこれにも年会費がかかるのと、ある程度の実力がないと満額のサービスを獲得できないので、最初から取り組むのは難しいですよね。
理由②:せどり初心者の実力に見合わない
なんでもそうですが、身分相応がベストです。
せどり初心者のうちからプレミアムカード持って仕入れするのは全然実力に見合ってませんよね。
楽天プレミアムカードにはポイント還元率4倍以外にも、国内・海外の空港ラウンジ無料で利用できる特典なんかも付いています。
このカードを持っているだけでちょっとVIPになった気分を味わえますが、作っても利用する機会は限定的。
気分だけに11,000円払うのは「もったいない」の極みです。
せめて実力がついて、年会費分は余裕でペイできるくらいにまで成長してから持ちたいですね。
理由③:特典がせどりにあまり関係ない
楽天プレミアムカードの特典
- 楽天市場内の買い物でポイント5倍
- 国内外の空港ランジが無料で使える
- トラベルサポートがつく(一部有料)
- 旅行保険が勝手についてくる
- 利用可能額が最高300万円
- 楽天プレミアが1年無料で使える(2年目は有料)
- 楽天ビジネスカードが作れる(年会費:2,200円)
- 楽天ETCカードの年会費が無料(通常:550円)
せどりに直接関係があるのは【1.5.6.7】で、その他は旅行に関係するものばかりです。
全国飛び回ってせどりコンサルやるなら話はわかりますが、せどり初心者にはあまり必要のないサービスですよね。
なぜクレジットカードの付帯サービスって、旅行関係多いんでしょうか?
お金持ちはよく旅行するんですかね。
関係ない話ですが、私は30歳の時に1年間ずっと海外をど貧乏旅行しましたが、結論は家が最高です。
せどり初心者におすすめは楽天カード
- 年会費がかからない
- 切り替えはいつでもできる【注意点あり】
年会費がかからない
なんどもお伝えするように、せどり初心者は経費かけずに利益出すことが大事です。
楽天カードは還元率がプレミアムカードと比べると2%落ちますが、どこのお店で使っても1%還元されるのは嬉しいサービスです。
どこで使っても1%還元のクレジットカードはあまりない
- イオンカード:0.5%
- アメックス:0.45%
- ヤマダLABIカード:0.1%
1%還元してくれるカードは楽天カード以外にYJカードがありますね。
他の代表的なクレジットカードは年会費がかかったり、ご覧のようにポイント還元率が悪かったりと楽天カードに比べてると劣る点が多々あります。
年会費がかからずに一定レベル以上のサービスが受けられる楽天カードはやはりおすすめです。
切り替えはいつでもできる【注意点あり】
楽天カードから楽天プレミアムカード(または楽天ゴールドカード)への切り替えはネット上で簡単に手続きすることができます。
楽天カードから楽天プレミアムカードに切り替えることで、7,000pもらえるのも嬉しいメリットです。
しかし、切り替えでクレジットカード番号が変わるので注意しなければいけないポイントがあります。
切り替えするときの5つの注意点【かなり重要】
- 注意点①:Amazonに登録している場合は入金が止まる
- 注意点②:持っている家族カードは使えなくなる
- 注意点③:光熱費などの引き落としもできなくなる
- 注意点④:Edy残高は引き継がれないので使い切ること
- 注意点⑤:Edyオートチャージは解除すること
楽天カードから楽天プレミアムカードへの切り替えは、完全に別なカードを【新規で作る】ということです。
クレジットカード番号も変わりますので、今まで使っていたEdyなどの残高や引き落とし設定は全て引き継げないので注意が必要です。
使えなくなった後に残っていたEdy残高は払い戻しもしてもらえませんので充分注意してください。
切り替えで自動継続されるサービス
- これまで貯めた楽天ポイント
- ETCカードの引き継ぎ
- 利用残高
- 引き落とし指定口座
貯めたポイントは残るのでここはEdy残高と勘違いしないようにしておきたいですね。
楽天ゴールドカードとの比較
このように考える方もいると思いますが、楽天ゴールドカードはせどりで使うにはメリットありません。
理由は、ポイント還元率が楽天カードと同じだからです。
楽天が発行するクレジットカードを利用するメリットはポイント還元
- 楽天カード(年会費無料):還元率2%
- 楽天ゴールドカード(年会費2,200円):還元率2%
- 楽天プレミアムカード(年会費11,000円):還元率4%
こうみた時、楽天ゴールドカードを選ぶメリットってあるでしょうか?
他にもクレジットカード利用可能額が200万円(楽天カードは100万円)というメリットはあるかもしれませんが、そこだけみるなら年会費無料のクレジットカードを他にも作れば良いだけです。
「プレミアム」と「ゴールド」を比較した表
楽天プレミアムカード |
楽天ゴールドカード |
|
年会費 |
• 11,000円/年 |
• 2,200円/年 |
ポイント還元率 |
• 楽天市場:4% • 他の店舗:1% |
• 楽天市場:2% • 他の店舗:1% |
ポイント還元の上限 |
• 15,000p/月 |
• 5,000p/月 |
利用限度額 |
• 最大300万円 |
• 最大200万円 |
ビジネスカードの有無 |
• ○(2,200円/年) |
• × |
楽天プレミアの利用資格 |
• ○(3,900円/年) |
• × |
残念ながら楽天ゴールドカードは2021年4月からの改悪でせどりでの利用価値を失ってしまいました。
詳しくはこちらの記事で解説していますので、興味のある方は読んでみてください。
≫楽天ゴールドカードの改悪について【結論:せどりでは使えない】
楽天プレミアムカードを作るときの判断基準
- 月商100万超えていて楽天ポイントせどりをしている
- ビジネスカードを持っていない
月商100万超えていて楽天ポイントせどりをしている
楽天カードからプレミアムカードなどの有料クレジットカードへの切り替えは、月商100万円あたりを超えてから検討すると良いでしょう。
月商100万円といえば、
- 月におおよそ30万〜50万くらい仕入れる
- 月の粗利で20万くらいを超えてくる
このくらいのラインを超えてくるからです。
これなら最初に説明した【楽天プレミアムカードの年会費をペイするだけの仕入額】も余裕でクリアできますよね。
作ればポイント還元率が2%→4%に上がりますのでさらに【稼ぎ】が良くなっていきます。
それに月商100万を超える実力があれば、経験・知識・読みが備わっていますので、還元率のアップで仕入れの幅もグッ!と拡げることができるでしょう。
仕入れの幅が広がるとそれだけ使うお金も増えますし、それに比例して獲得するポイントも上がりますので良いことづくしです。
ビジネスカードを持っていない
クレジットカードは商用利用が認められていません。
厳密にいうと、楽天カードをせどりの仕入れで使うのは規約違反です。
規約違反になると、楽天カードが利用できなくなるだけでなく、ブラックリスト入りで他のクレジットカードも利用できなくなります。
≫せどりでクレジットカードが利用停止になる3つの原因【予防が大事】
上の記事でも予防策として紹介していますが、商用利用できる【ビジネスカード】を持つとこうしたトラブルを防げますのでおすすめです。
楽天ビジネスカードは楽天プレミアムカードを持っている人しか作れません。
年会費がさらに2,200円(税込)かかりますが、持っていないのであれば作っておくと良いでしょう。ポイント還元率も楽天プレミアムカードと同じです。
≫せどりで使う時の楽天ビジネスカードについて【持つ人は限定的です
以上をまとめると次の通り。
- 初心者は黙って「年会費無料の【楽天カード】
- 楽天ポイントせどり、月商100万円超えたら【楽天プレミアムカード】
- 【楽天ゴールドカード】はせどりでは使えない
よかったら参考にしてみてください。
それではまた^^